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排熱利用スターリングエンジン
 スターリングエンジンは,温度差のある熱源により,内部の気体を膨張・収縮させて駆動力を得る外燃機関です。理論熱効率が高く,作動空間内の温度差を利用して運転する外燃機関であるため,あらゆる高温熱源を利用できるエンジンです。動力システム研究グループでは,これまで船舶ディーゼルエンジンから排出される排ガスの熱を利用した排熱利用スターリングエンジンの研究開発を進めてきました。
 これまでの成果を受けて,スターリングエンジンよる排熱回収システムを開発し,2011年10月に電気推進船「鶴洋丸」に搭載しました。この電気推進船「鶴洋丸」に搭載したスターリングエンジンは,300℃程度の排ガスを熱源として,3kW程度の発電をすることができます。発電開始・停止の制御システムも同時に開発しているため,船舶の運航時には常に排熱回収発電が行われます。
図 電気推進船「鶴洋丸」
図 搭載したスターリングエンジン(鶴洋丸船内)
* 電気推進船「鶴洋丸」に搭載したスターリングエンジンは,東 海運株式会社,株式会社eスターと共同で開発しました。
詳細情報・関連ページへのリンク

電気推進船に用いる排熱利用スターリングエンジン発電システムに関する研究開発:海上技術安全研究所 第12巻第3号(2012年12月)より

港湾内の環境保全を目指した内航船舶用排熱回収システムの開発:海上技術安全研究所 第8巻第2号(2008年10月)より