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深海技術研究グループ
 深海技術研究グループでは、大水深における海洋石油・ガス開発、海底熱水鉱床やマンガン団塊などの深海底鉱物資源、大水深科学掘削等における海中・海底機器の安全性評価に関する研究を行っています。
メンバー
グループ長正信 聡太郎
高橋 一比古
中島 康晴
金田 成雄
小野 正夫
藤原  智
高野  慧
荒木 元輝
研究紹介
主な研究課題
  • 海底鉱物資源開発等に係る基盤技術の構築に係る研究(重点)
       日本のEEZの水深700m~1600mの沖縄トラフ及び伊豆・小笠原諸島に広く分布している海底熱水鉱床の開発は世界的に事業化例がないため、海底熱水鉱床開発の一連のプロセス(採掘、揚鉱、選鉱等)を支える技術に関する研究を行っています。     
  • 海洋構造物のヘルスモニタリング技術に関する研究
       海洋構造物に生ずる疲労き裂を効率的かつ確実に発見することを目的として、耐疲労スマート材料やき裂検出用カプセル塗料の適用に関する研究を行っています。
主な研究施設

■深海水槽
 最大直径16mの円形水槽部と深さ35mの深海ピット部により構成されています。円形水槽外周にめぐらされた128基の造波装置と水槽内部に設置された潮流発生装置により、様々な波や潮流を人工的に発生させることができます。深海資源の利用技術の確立や二酸化炭素の海底貯留システム構築のための実験などを行っています。




造波中の深海水槽概観

深海水槽の詳細な仕様等については、こちらをご覧下さい。


■高圧タンク
 深海底には、石油や天然ガスなどの化石燃料資源、マンガン団塊や熱水鉱床鉱物などの鉱物資源が存在していることが知られています。近年、エネルギー価格や金属価格の高騰によって、深海の燃料資源や鉱物資源の開発が求められています。また、海洋深層水の利用や二酸化炭素の海底貯留などの海洋利用も検討されています。海技研の高圧タンクは、深海の開発・利用に関する技術の研究開発のための研究施設です。


高圧タンクの概略図

高圧タンクの詳細な仕様等については、こちらをご覧下さい。

<高圧タンクの特徴>
高圧タンクは、内径1.1m、内部の深さ3.0mのサイズを有し、最大使用圧力は60MPa(水深約6000mの水圧に相当)です。圧力だけでなく内部の温度を制御することもできます。また、内部に水流を発生させることも可能です。内部には6組の水中カメラ及び水中ライトが設置されており、圧力をかけた状態で内部を観察することができます。圧力、温度、pH、内部映像等のデータは、監視・制御コンソールにおいて記録・表示されます。
高圧タンクの加圧、冷却等を行うため、加圧装置、冷却装置等が付属しています。また、液体二酸化炭素(CO2)の投入装置が付属しており、この装置を用いて加圧中の高圧タンクに液体CO2を注入することができます。


<高圧タンクを利用した実験>
高圧タンクを利用して、以下の実験等を行っています。
・深海用機器の耐圧試験
・船体材料等の深海環境中での腐食試験
・二酸化炭素海底貯留の陸上模擬実験

その他

■販売ソフトウェアのご案内

積層管の剛性・応力・疲労解析ソフトウェア「LAYCAL」(PDF/1.0MB)

汎用疲労解析ソフトウェア・パッケージ「FATRUN/SPECTRUN」(PDF/2.1MB)