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材料・艤装研究グループ
 パラスト水管理システムの腐食影響、特殊環境下での材料特性に関する研究、海底資源開発に係る揚鉱パイプ内管の摩耗に関する研究等、安全・環境に係る試験・分析に関する研究、西日本地区に多く立地する中小の舶用工業を技術支援する研究を行っています。
メンバー
グループ長櫻井 昭男
小野 正夫
伊飼 道明(嘱託)
研究紹介
シリコンバッグによるFRTPの簡便成形技術

樹脂に熱可塑性のものを用いた FRTP(Fiber Reinforced Thermo Plastics)は、マテリアルリサイクルが比較的容易なため、資源・エネルギーの有効活用、環境対策に優れていると考えられています。
 しかし、熱可塑性樹脂は、溶融状況においても比較的粘度が高く、含浸成形には教固な金型と巨大な加熱プレス機が必要なため、大型部材への適用は困難です。
 そこで、あらかじめ、工場でガラス繊維に樹脂を含浸させたFRTP基材を生産し、これを用いて大型品の成形を行うFRTP簡便成形システムを開発しました。

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簡便成形システムの概念図
艤装品及び船用配管類の構造解析・流体解析技術

船舶には、多く艤装品が積載され、また船を動かすために血管とも言うべき多数の配管が設置されています。これらの製品について、不具合や事故があった場合の原因として強度不足や流れが伴う場合には乱流の影響等が考えられます。これらの原因解明には強度試験や流体試験が必要です。また、ISO対応の規格改正に伴う艤装品の設計変更や新しい艤装品の開発についても強度試験等が必要です。
 しかし、これらの試験には、多大の費用と労力が必要です。そこで、多くの試験を行わずに計算機上で数値解析から事故原因等を推定できれば、費用と労力の省力化につながり、これらの解析技術は有効です。試験をまったく省くことはできませんが、大阪支所には、試験設備として強度試験や流体抵抗試験等の設備も整っています。

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船用こし器の弾性解析結果

ボラードの衝撃解析結果
バラスト水処理活性物質の塗膜への影響に関する調査研究

バラスト処理の活性物質のIMO(国際海事機関)での承認状況、及び新PSPC(Performance Standard for Protective Coatings)塗装基準を基に、より実用化が進みつつある活性物質と新PSPC塗装基準に準拠した塗装試験片を用いて、バラスト水処理活性物質の塗膜に与える影響について調査研究を行っています。

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四連型活性化物影響試験装置

評価方法
バラストタンクを利用した蓄熱タンクの開発

船舶(特に貨物船)が無積載で出港する際に、重しとして船底にあるバラストタンク内に積み込んだ海水(バラスト水)は、荷物を積載する港で船外へ排出されます。
バラスト水は、有害生物や病原菌を運んでしまうことから、生態系が撹乱されるなどの国際的な問題になっています。また、これまで行われてきた科学処理システムでは、活性物質による海洋汚染につながる恐れがあります。これに対処するため、当研究所では『熱処理方法による環境に優しいバラスト水管理システム』を開発しています。

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簡易蓄熱タンク

バラストタンク蓄熱模擬装置