海水打ち込みに関する研究成果を講演   −於:造船学会造船設計部会−


講演する小川主任研究員

平成17年3月16日(水)、17日(木)の2日間にわたり、(社)日本造船学会造船設計・技術研究委員会造船設計部会(部会長:横浜国立大学環境情報研究院井上 義行教授)が岡山県倉敷市の(株)サノヤス・ヒシノ明昌において開催されました。
 
 本部会に、当所海上安全研究領域耐航・復原性能研究グループ小川剛孝主任研究員が講師として赴き、「海水打ち込みによる荷重」について講演しました。小川研究員は、国内外の安全基準の見直しに関連して海水打ち込みの研究を行っています。これに関連して、平成12年には(社)日本造船学会賞奨励賞(乾賞)を受賞しました。

講演では、バルクキャリアの安全性強化や満載喫水線条約の見直しで図られた甲板上艤装品の基準強化の動向を概説するとともに、これらに関連して実施した研究の成果について紹介しました。近年、船舶の艤装品の強度について設計と安全基準の双方からの関心が高まっています。小川研究員がこれまでに開発した海水打ち込みの実用推定法は合理的な強度評価のためのツールとして期待されています。

会議には、宝田直之助横浜国立大学名誉教授をはじめ、大阪府立大学、九州大学、東京大学、国内の各造船所、日本海事協会から30名が参加しました。造船所の出席者からは、設計現場での問題点や、技術的課題について貴重なご意見や情報をいただくことができました。また、当部会において造船所を中心に艤装品の強度を検討するための小委員会への参加を要請されました。


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