平成23年11月15日
独立行政法人 海上技術安全研究所

第11回海上技術安全研究所講演会を開催
351名が参集、環境新時代をテーマに

 海上技術安全研究所は11月7日、東京・平河町(千代田区)の砂防会館で第11回講演会を開催しました。 351名の人々が来場し、前回の東京での講演会(2009年11月開催、来場者数305名)を上回る盛況ぶりでした。
 今回の講演会は、統一テーマに「環境新時代~求められるグリーンイノベーション~」を掲げ、今年7月のMARPOL 条約改正に 伴う外航海運分野でのCO2排出規制導入と再生エネルギー法の成立に伴う再生可能エネルギーの導入という、 今後、各方面に大きな影響を及ぼすだろう二つのトレンドを踏まえ、新局面を迎えた「環境・エネルギー」問題を取り上げました。 冒頭に当所の茂里一紘理事長があいさつし、「海上輸送における地球温暖化防止と洋上再生エネルギーの利用は海技研に とっても第2期中期計画の最重要課題として取り組んできたテーマ。 第3期ではさらに発展させて海上安全技術に関する課題解決型の研究所としての役割を果たしていきたい」と述べました。
 講演では、まず国土交通省の井手憲文海事局長が「環境新時代の幕開けに向けて」と題して講演し、CO2排出規制の意義や 今後の取り組みの方向性を紹介しました。それに続き、商船三井の横田健二常務執行役員と当所の千田哲也海洋環境評価系長が それぞれ「環境新時代の海運」と「舶用動力システムをめぐる環境問題と海技研の取り組み」をテーマに講演しました。 再生可能エネルギーをテーマとした後半では、経済産業省資源エネルギー庁の添田隆秀新エネルギー対策課長補佐が 「再生可能エネルギー政策について」、キヤノングローバル戦略研究所の湯原哲夫理事が「海洋再生可能エネルギーの実用化の現状と展望」、 井上俊司洋上再生エネルギー開発系長が「洋上再生エネルギー利用の技術的実現化へのアプローチ」とそれぞれ題した講演を行いました。 会場からは聴講者による質問も活発に行われるなど、今回の講演テーマに対する関心の高さがうかがえました。
 
あいさつする茂里理事長   会場風景
あいさつする茂里理事長   会場風景



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