平成24年3月14日
独立行政法人 海上技術安全研究所

山梨県「SSH」都留高校生が座学と施設見学

 当研究所は3月13日、山梨県のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH、注参照)に 指定されている都留高校の生徒14人を受け入れ、熱機関などに関する座学研修を行うとともに、 操船リスクシミュレータや実海域再現水槽などの主要施設の見学会を実施しました。 SSHに指定されている高校生を受け入れるのは今回が初めてです。
 同高校の受け入れは、当研究所と交通安全環境研究所、電子航法研究所との 3研合同で行われたもので、同日、上京した総勢約80人の生徒は到着後、 3グループに分かれて各研究所でそれぞれ講義を受けるとともに主要施設を見学しました。
 当研究所では、午前中に座学を開催。動力システム開発研究グループの仁木洋一研究員が 熱機関(エンジン)を理解するために熱サイクルや燃焼といった、熱力学や熱工学に関する 基礎知識や技術、さらにこれからのエンジン開発に必要な研究などの講義を行いました。 午後は4つの実験施設(操船リスクシミュレータ、変動風水洞、中水槽、実海域再現水槽)の 見学会を開催しました。中でも実海域再現水槽で造り出されたさまざまな波を見た高校生たちは 一様に驚いていました。
 都留高校SSH推進係の秋田雅弘先生からは「生徒にとって忘れられない経験になったことと 確信しております。生徒にとって実際の研究者の方々のお話は勉強になるのは勿論ですが、 教員が学校で話すものとは比較にならないほど、説得力がございますし、生徒の琴線に触れます」 との感想をいただきました。

(注)SSH制度 文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度で、 SSHに指定された高校は、将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理数教育に 重点を置いています。
 
座学「熱力学と熱機関」   中水槽の見学会
座学「熱力学と熱機関」   中水槽の見学会

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