平成20年11月18日
(独)海上技術安全研究所
米国での海難事故例を紹介するワークショップ開催
−(独)海上技術安全研究所「海難事故解析センター」第1回ワークショップ−
 独立行政法人海上技術安全研究所(理事長 井上四郎)は、13日(木)、江田治三米国立商船大学教授を講師として招き、「海難事故解析センター」第1回ワークショップを開催した。ワークショップには運輸安全委員会をはじめ、海難審判所、国土交通省海事局、海上保安庁等、海難事故の原因調査業務関係者から40名を越す参加者があった。
 海上技術安全研究所は、重大な海難事故発生時の迅速な情報発信と詳細な事故原因解析を行うために、本年9 月に「海難事故解析センター」を開設し、江田教授はセンター顧問に就任している。江田教授は船舶の操縦性能とシミュレータの分野でのパイオニアの一人で、アラスカで起きたExxon Valdez の座礁事故など、近年、米国に於いて発生した重大海難事故の解析を数多く手がけ、海難事故裁判の参考人として出廷した経験も豊富で、事故原因究明の極めて具体的な助言が期待される。
講演では、江田教授がこれまで手がけた100を越える海難事故調査の中から、いくつかの事故解析例を取り上げ、米国の裁判の実情を交えて紹介し、出席者からは、講演終了後も熱心な質問が出ていた。
 海難事故解析センターでは、事故原因解析能力を充実・強化していくとともに、海難事故に関係する各機関の情報交換の場を提供するために、今後もワークショップを定期的に開催することとしている。
冒頭挨拶(井上理事長) 講演中の江田教授
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