平成23年1月12日
独立行政法人 海上技術安全研究所
舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)に関する
ワークショップの開催について

 独立行政法人海上技術安全研究所(理事長 井上四郎)は、「舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)に関するワークショップ」を平成23年2月23日(水)午後に開催致します。
 ディーゼル機関から排出される粒子状物質(以下PMと略記)は有害であるとして、自動車では既に規制されています。一方、船舶では高硫黄分燃料油を使用することから、 サルフェートとその結合水がPMの主成分となっています。こうした中、国際海事機関(IMO)の枠組みにおいて、硫黄酸化物(SOx)及びPMの排出抑制のため、燃料油に含まれる硫黄分規制の 強化が2010年7月から始まり、今後、燃料油中の硫黄分は段階的に引き下げられてゆく予定になっています。 燃料油中の硫黄分減少に伴い、PM成分の内、炭化水素分やスートの比率が増しますが、これらの排出量は燃料性状だけでは決まらないため、削減効果、排出実態の把握のためには計測が重要になります。 しかし、現状のPM計測法を舶用ディーゼル機関からの排出ガスへ適用するには幾つかの課題が残されています。
 本ワークショップでは、舶用ディーゼル機関から排出されるPMの実態把握及びその計測法の確立のために海上技術安全研究所において実施してまいりました最近の研究の成果を紹介させて頂くとともに、 舶用機関を取り巻く環境問題の全体像、国内の関連の研究の最新情報についてご提供頂き、船舶に関わるPMの問題の現状と展望について討論致します。

ワークショップの開催予定

1.日 時:平成23年2月23日(水)13時00分〜17時00分(受付開始12時30分)

2.場 所:独立行政法人 海上技術安全研究所(東京都三鷹市新川 6-38-1)
      本館1階1A,1B会議室

3.プログラム:
 (基調講演)
・舶用機関を取り巻く環境問題の全体像とPM問題の現状 (九州大学 教授 高崎講二)

 (PM計測法とPMの性状の解明に関わる研究の最前線)
・PM計測実施例と計測技術上の問題          (海上技術安全研究所 大橋厚人)
・PMの性状、組成に及ぼす機関運転条件等の影響 (海上技術安全研究所 井亀 優)
・実船におけるPMの計測                  (水産大学校 教授 前田和幸)

 (PM問題の将来展望)
・大気環境規制の現状と展望                (愛媛大学 教授 若松伸司)
・総合討論

4.申込み方法
平成23年2月16日(水)までに、氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス)を明記の上、E-mail又はFAXにてお申し込み下さい(参加費は無料)。
受付は終了させていただきました。多数の申し込みありがとうございました。

 詳細はこちら

問い合わせ先
独立行政法人 海上技術安全研究所
 企画部 研究連携主管付 
 TEL:0422-41-3102  
 E-mail: pmworkshop@nmri.go.jp
[海技研トップページ]
このページに関するお問い合わせは広報・国際係 info2@nmri.go.jp までお願いします