平成24年12月21日
独立行政法人 海上技術安全研究所
 

平成24年の重大ニュース発表!

  独立行政法人 海上技術安全研究所(理事長 茂里一紘)は、平成24年の重大ニュースを取りまとめましたので、次のとおり発表いたします。

「EEDIプロジェクトチーム」を新設、革新的な省エネ技術の支援・開発体制を構築(4月)
  2013年1月以降のCO2排出規制に対応し、4月に「EEDIプロジェクトチーム」を新設。ZEUS技術(リアクションポッド、WADS)やNOAH技術(BLS、プロペラ前方舵)などの革新的省エネ技術の開発・支援体制を確立。

100kW風車を搭載した浮体式洋上風力発電施設の洋上設置に成功(6月)
  当研究所を含む環境省浮体式洋上風力発電実証事業委託業務の受託者グループ(代表:戸田建設株式会社)は、系統連系を行う浮体式洋上風力発電施設としては国内初となる100kW風車を搭載した浮体式洋上風力発電施設の長崎県五島市椛島周辺海域での洋上設置に成功した。

掃気バイパスによる空気潤滑システム、石炭運搬船「SOYO」に実船搭載(7月)
  当研究所が開発した主機掃気バイパスシステムを活用した空気潤滑システム(気泡による船体摩擦抵抗低減装置)を日本郵船/MTIと大島造船所とともに石炭運搬船「SOYO(双洋)」に搭載。同船は就航後、実航海における実証実験を行い、同システムの信頼性確認と性能評価を実施した。

CFD研究グループ、平成24年「海の日」海事関係功労者国土交通大臣表彰受賞(7月)
  流体性能評価系CFD研究グループが平成24年「海の日」海事関係功労者国土交通大臣表彰を受賞。船型開発を大幅に効率化させる次世代船舶用CFDソフトウェアシステムを開発・実用化し、わが国造船業の発展に寄与した功績が高く評価された。

海底採掘要素試験機による海底熱水鉱床の採掘試験に成功(8・9月)
  当研究所が開発にかかわった石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の海底採掘要素試験機の洋上試験が8月から9月にかけて沖縄沖で行われ、計画した1,600mの海底での走行と掘削に世界で初めて成功した。

海底土のセシウム134137の濃度を連続計測(9月)
  当研究所は東大生産技術研究所海中工学国際研究センターが開発した曳航式海底放射線計測装置を使用し、北茨城市沖合水深約85mから140mの海域、およびいわき市沖合水深約110mの2カ所で海底土のセシウム134および137の濃度を連続的に計測することに成功。9月6日、東大との共同記者会見で研究成果を発表した。

低VOC塗料が第10回産学官連携功労者表彰・国土交通大臣賞(9月)
  当研究所が中国塗料株式会社、日立化成工業株式会社と共同で取り組んだ「VOC(揮発性有機化合物)と船体抵抗を低減する塗料の開発・実用化」が第10回産学官連携功労者表彰(平成24年度)の国土交通大臣賞を受賞した。

IMO・MEPC64でfw計算試行暫定指針採択(10月)
  当研究所のこれまでの波浪中抵抗増加等の研究成果を基にわが国が主導的に作成した代表海象での速力低下係数(fw)の計算試行暫定ガイドラインがIMO・MEPC64(第64回海洋環境保護委員会)で採択された。

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()海上技術安全研究所企画部広報
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