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NMRIトピックス
国産初の発電用ガスタービン未来技術遺産に登録
海上技術安全研究所が保有する「国産発電用1号ガスタービン」が「重要科学技術史資料」(愛称:未来技術遺産)に登録されました。 当研究所の保有する機器・施設が未来技術遺産に登録されたのは初めてです。登録番号は第00126号。
 未来技術遺産は、独立行政法人 国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」 及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図ることを目的に、平成20年度から登録を実施しているものです。 平成25年度は22件登録され、合計135件となりました。  登録された国産初の発電用ガスタービンは、もとは石川島芝浦タービン(現、東芝)が1943年(昭和18年)に開発した高速魚雷艇用のものでした。 戦後、鉄道技術研究所が1947年に機関車用を目的に研究開始し、同ガスタービンを修理。1949年に運転試験を実施しました。 その後、運輸技術研究所(現、海上技術安全研究所)が引継ぎ、工場への送電を行うとともに、ガスタービンの要素技術の研究に用いました。 設計出力1,640kW(2,200馬力)、設計タービン入口温度650℃、燃料B重油、単純解放サイクル1軸式、20段軸流圧縮機、直流形燃焼器2個、軸流4段タービン、熱効率約13%でした。 同ガスタービンは、東京電力「電気の史料館」に貸与され展示されていますが、現在臨時休館中です。
 登録証及び記念盾授与式が2013年9月10日、国立科学博物館(東京都台東区)で執り行われました。 国立科学博物館の林良博館長から当研究所の千田哲也理事に登録証と記念盾が授与されました。 海技研では、本研究開発を通じた、日本の浮体式洋上風力発電システムの実現に向けた技術的貢献とともに、設計ガイドライン等の作成を通じて、普及のための環境整備に貢献していく予定です。
東京電力「電気の史料館」に展示されている
「国産第1号ガスタービン」(現在、休館中)
未来技術遺産の登録証を持つ当研究所の千田哲也理事
このページに関するお問い合わせは、企画部広報係info2@nmri.go.jpまでお願いします