• 拡大
  • 標準サイズ
  • 縮小
  • 文字サイズ
ホーム > NMRIニュース > NMRIトピックス > 自律型海中ロボット「Tuna-Sand」
NMRIトピックス
海上技術安全研究所が東京大学生産技術研究所(浦研究室)ならびに㈱海洋工学研究所と共同開発した自律型海中ロボット「Tuna-Sand」が平成24年10月10日、「第5回ロボット大賞」(公共・フロンティア部門)の優秀賞を受賞しました。
 今回、公共・フロンティア部門の優秀賞を受賞した「Tuna-Sand」(写真)はケーブルに移動を制限されることなく、広範囲の海底面を全自動で探査することが可能な自律型海中ロボットです。全長1.1m、重量240kg、最大潜航深度1,500m、潜航時間約4時間と小型軽量が特長で、本体に搭載しているセンサのみで複雑な形状の海底面から数メートルの高度を全自動で潜航することができます。1回の潜航で高解像度の海底写真を約2,000枚取得することができます。
 これまでベヨネーズ海丘、明神礁や黒島丘などでの潜行のほか、2010年には富山湾でベニズワイガニと海底メタン湧出の関係を明らかにするなどの実績があり、今後、海底鉱資源調査などへの活用が期待されています。
 審査特別委員会(委員長:三浦宏文工学院大学顧問)の講評は「従来にない、高精度な自動観測が可能で、海底地点の詳細画像の撮影に成功するなど情報収集で高い実績をあげている。海底調査は周りを海に囲まれる日本とって必要不可欠であり、それを支援する重要なシステムである」という評価でした。開発に携わった運航・物流系の田村兼吉系長は、今回の受賞について「名誉なことです。これに満足せずに、もっと簡便に利用できるように、さらなる改良を続けていきます」と語りました。
「ロボット大賞」
「ロボット大賞」(主催:経済産業省、一般社団法人日本機械工業連合会)は、わが国のロボット技術の革新と用途拡大及び需要の喚起を促すため、優れたロボットや部品・ソフトウェア等から市場創出への貢献度や期待度の高いロボットを表彰する制度です。
このページに関するお問い合わせは、企画部広報係 info2@nmri.go.jp までお願いします