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システム安全技術研究グループ

 


知識システム研究グループでは、情報通信技術を活用した運航解析と支援技術の研究を行っています。
具体的には、操船者が目視で見る景観中の他船とその他船の情報を重畳して表示し、操船者の状況認識に対する負担軽減を目的とした目視認識支援装置の開発や、避航操船時に遭遇船との意思疎通を円滑に行う事を目的とした協調型航海支援システムの開発を実施してきました。
また、航海機器や運航システムに関する国際条約の検討や国際規格の検討についても、エキスパートを派遣し、積極的に対応しています。
さらに、本研究グループでは、操船リスクシミュレータを用いた、新しい航行システムの安全性の評価や海難事故の再現等を行う基礎技術の開発を行っています。

 
 
 
最近は、リスクベースの安全性評価手法研究に重点をおいて取り組んでおり、これらの研究で得られた知見を、放射性物質運搬船のみならず船舶のリスク評価全般に反映させること目標に研究を進めています。 

 

メンバー 

(◎はグループ長)

 

松岡 昭彦◎
平尾 好弘
浅見 光史
河島 園子

大西 世紀
木村 新太
近内 亜紀子
 


  

主な研究課題  

 

 

  • 海域における放射性物質の濃度分布調査および海底土中の放射性物質濃度の推定手法

東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故により、大気と海洋に放射性物質が放出されました。漁業に対する影響や海域の環境保全、環境動態の把握のためには、面的に、また、中長期的に海域における放射性物質の分布状況を把握することが必要です。当所は原子力規制庁事業等により、海底土の放射能濃度の面的なマッピングを東京大学と共同で実施するとともに、海洋拡散シミュレーションにより海底土中の放射性物質濃度の経時変化の推定手法の研究を行っています。  

  • 放射性物質輸送容器のモンテカルロ法による遮蔽安全評価手法の高度化に関する研究
  • 放射性物質の海上輸送時の事故時環境影響評価システムに関する研究
  • 放射性輸送物輸送に係るリスク評価手法に関する研究
  • リスクベース設計支援ツールの開発(火災、退避、化学物質の拡散シミュレーション)
  • GPUを用いたモンテカルロ粒子追跡法の高度化基盤技術の整備

  

研究施設

 
遮蔽実験室
遮蔽実験室では、高性能中性子遮蔽材として用いられているレジン、蛇紋岩コンクリート、硼酸水等の遮蔽性能、使用済燃料輸送/貯蔵容器(キャスク)モデルの遮蔽性能、また、(秋田大学との共研内容)を、カルフォルニウム-252という中性子線源やコバルト-60というガンマ線源を用いた実験を行っています。この実験結果には中性子および一次ガンマ線ばかりでなく、熱中性子から発生する二次ガンマ線も含まれており、連続エネルギーモンテカルロコードMCNPを用い た詳細な解析を行い、遮蔽性能評価の高度化や標準化を図っています。

輸送容器模型