海上技術安全研究所パンフレット
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AUV複数基運用のイメージホバリング型AUV 愛称:ほばりん航行型AUV4号機洋上中継機海洋再生可能エネルギー・海洋資源開発の促進、および海洋開発産業育成の重要性から、それらに関連した海洋開発研究全般、海洋基本計画等の国の施策に沿ったナショナルプロジェクト、海洋産業育成施策等への技術的貢献を行ってまいります。3. 海洋の開発海洋資源開発等に係る探査システムの基盤技術及び運用技術の開発に関する研究効率的かつ安価に海底下の資源調査を実施するために、作業船等で運用する小型で安価な自律型無人探査機(AUV)を複数機同時運用することにより、広範囲な海底を効率的に探索する技術開発を実施しています。海洋再生可能エネルギー・海洋資源開発システムの安全性・性能評価に関する研究海洋再生可能エネルギーや海底熱水鉱床開発等の採鉱・揚鉱分野の要素技術および全体システム技術を確立するための研究、ならびに海洋開発に係るプロジェクト認証支援技術の開発に関する研究を実施しています。海底熱水鉱床開発に係る研究では、経済産業省委託事業で(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構が実施している採鉱・揚鉱パイロット試験事業に民間企業と共に参加して採鉱・揚鉱パイロット試験の稼働性評価、安全性評価等を実施して、世界初となる水深約1,600mの海底熱水鉱床の連続揚鉱試験の成功に貢献しました。現在、商業化に向けた技術開発および研究を実施しています。採鉱・揚鉱パイロット試験の様子1)内部流を伴う移送管の水槽試験の様子並振動揺型波力発電装置の制御アルゴリズム開発海底鉱物資源開発計画支援ツールのイメージ1) 海底熱水鉱床開発計画総合評価報告書、2018年12月(経済産業省資源エネルギー庁、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構発行)11海上技術安全研究所の重点研究課題

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