海上技術安全研究所パンフレット
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2025年の実用化を目指して離着桟や各種の航路交通状況、気象海象条件下でも適切に機能するシステムを有し、自律性が高く、最終意思決定を一部機械が実施する船舶の2025年実用化を目指しています。<ミッション>◆自動運航船の安全性評価のためのリスク解析手法の確立◆在来船より安全であることを確認できる総合シミュレーションシステムの開発◆自動離着桟技術の社会実装◆マシンビジョン技術の社会実装4. 自動運航船プロジェクトチーム自動運航船の概念図。出発港を自動離桟、他船及び漂流物との衝突を自動避航、目的港に自動着桟。自動避航のためのマシンビジョン。認識した他船をタグ表示している。自動着桟システムのモニター画面。船体が計画航路に乗って桟橋に近付いている。遠隔操船の様子。東京の研究所から瀬戸内海の実験船「神峰」を操船している。2020/10船陸通信機能確認2021/1画像認識、自動着桟、生体状況データ計測、船上オートパイロット、通信、遠隔オートパイロットの各機能確認2021/2遠隔手動操船及び他船検知機能確認(右上)2021/3遠隔総合試験及び自動着桟公開実験(右中)2021/4安全対策確認(右下)主な研究履歴。2020年10月から、研究は急速に進展している。海上技術安全研究所の分野横断的研究7

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