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Elementary Knowledge of Metalworking Appendix: Safety Manual 危険だからと言う理由で機械加工をさせないのでは,学生たちは機械加工に興味を持ち,楽しみながら機械加工の腕を上げることはできない。危険であることを知らないことが最も危険なのであり,機械加工そのものはそれほど危険なわけではない。しかし,回転している機械に顔を近づけてはいけない,保護眼鏡を着用しなさい,軍手を使用してはいけないなど,ありきたりの安全マニュアルではおもしろくない。まして,関連法令を列挙したような安全マニュアルに興味を持つ学生はいない。ここでは,学生たちが興味を持ちながら読むことができる安全マニュアルを目指している。指をわずかに切ることや,切りくずを目に入れることは,長い間機械加工をしていればそれほど珍しいことではない。実際には,危険は経験してからでないとわからないことが多いが,以下の安全マニュアルを読み,できる限り,けがや事故を未然に防ぐようにしていただきたい。 ![]() 一口に危険と言っても様々なレベルがある。低いレベルの危険としては「部品が壊れること」や「機械が壊れること」がある。もちろん,未然に事故を防ぐ必要はあるが,たいして危険であるとは言えない。 機械加工中に,かすり傷や切り傷をすることがある。指先から血が流れて,ばんそうこうを貼ることになり,けがをした本人は痛い思いをする。しかし,その程度はあきらめてもらいたい。通常は,料理中に包丁で指先を切るより浅い傷である。
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