平成24年1月19日
独立行政法人 海上技術安全研究所

ZEUSプロジェクトの3翼プロペラ公開実験
推進性能とキャビテーション性能を確認

 当研究所は、ZEUSプロジェクト(注)の一環として大馬力でも高効率で振動の少ない 3翼プロペラの開発に取り組んでいますが、1月18日、この3翼プロペラの推進性能と そのキャビテーション性能を確認する実験を公開しました。 参加者はプロペラ・メーカーをはじめ、造船所や設計会社から20名の参加があり、 関心の高さがうかがえました。
 当日は公開実験に先立ち、佐々木紀幸・流体設計系長が3翼プロペラの開発に 至った経緯を説明するとともに、宇都正太郎・実海域性能研究センター長がZEUS プロジェクトの研究課題を紹介しました。 川並康剛主任研究員が実験の詳細説明を行った後、参加者の皆さんはキャビテーション水槽に移動。 実船でプロペラ回転数が毎分70回転、船体速力20ノットに相当する模型プロペラを用いて 船尾流場やプロペラのキャビテーション、変動圧計測の実験を実施しました。 実験後に行われた質疑応答では、参加者の皆さんからの質問が相次ぎ、 二軸船3翼プロペラに対する高い関心が示されました。
 (注)ZEUSプロジェクト:ZEUSはZero Emission Ultimate Ship(究極の排ガスゼロ船舶)の意。 同プロジェクトは、船舶からの排出ガスを半減し、長期的にはゼロにする研究開発です。 超幅広ツインスケグ、リアクションポッド、波浪中抵抗低減装置、船尾トンネル部境界層制御技術を コア技術としています。
 当日の配付資料はこちら  公開実験時のビデオ映像はこちら
 
実験前の事前説明   キャビテーション水槽での公開実験
実験前の事前説明   キャビテーション水槽での公開実験

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