平成19年 3月9日

独立行政法人 海上技術安全研究所

〜氷海での船舶の安全航行を目指して〜

氷海船舶試験水槽における船体氷荷重計測実験を公開します!

海上技術安全研究所は、氷の張った海域を実験室内に再現することができる氷海船舶試験水槽(日本でも珍しい水槽)において、船体氷荷重の計測実験を公開します。この実験では、氷海中を航行する船舶の構造強度・安全性の研究に資するため、特殊な圧力センサーを設置した模型船をオホーツク海の氷の状態を模擬した氷の中を走行させ、船体が氷から受ける力「船体氷荷重」を計測します。


 

1.日時:平成19年3月20日(火)13:30〜15:00


2.場所:(独)海上技術安全研究所  〒181-0004 三鷹市新川6-38-1


3.申込み方法:事前に氏名、所属機関、連絡先(電話番号)を記入の上、ファックス又は
E-mailでお申込みください。


4.申込み・連絡先:
()海上技術安全研究所
              企画部知的財産・情報センター広報・国際係
              Tel0422-41-3005 Fax0422-41-3247
              E-mailinfo@nmri.go.jp

 

5.研究の概要

現在、わが国北方のサハリン大陸棚では、石油・ガス資源の開発が急速に進んでいます。この開発は現在、氷の無い時期に限定して行われていますが、本年後半には通年生産体制に移行する予定になっています。このため、生産された石油やガスは、冬季には氷の張ったオホーツク海を通って消費地に輸送されますが、このとき輸送船の船体には氷との衝突によって高い荷重が発生します。この「氷荷重」は狭い面積に高い荷重が集中的に発生する特徴があり、船舶にとっては大きな脅威ですが、まだまだ解明されていない点が多くあります。海上技術安全研究所では、このような氷荷重について様々な角度から研究をしています。

 

6.実験の特徴

・使用する水槽:氷海船舶試験水槽(長さ35m、幅6m、水深1.8m、−20℃で製氷)
(日本でも1,2を競う水槽)

・氷の状態:厚さ50cm相当の氷板内に氷丘脈(氷板内に圧力がかかって割れた氷が堆積した状態)がある状態を模擬した氷

・模型船:長さ約5mの砕氷船模型

・氷荷重計測:約5mmという非常に高い空間分解能で圧力の計測が可能な特殊な圧力センサーを、8枚模型船に貼り付けて実験





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