私の船研印象記


  1988年中国から来日。計算機ソフト関係の会社の研修生として1年間受け入れられ、
その後電気通信大学大学院修士課程、博士課程を経て、1995年3月工学博士号取得。
平成8年10月から平成11年9月まで科学技術振興事業団の特別研究員として船舶技術
研究所に滞在。

私は来日して10年たちますが、いろいろ体験をして、楽しい思い出が多く残っています。日本に
来る前は、なぜ日本人が精度の良い、質の高い製品を作ることが出来るのか不思議だったのです
が、日本に来てからやっとその理由がわかるようになりました。それは、日本人の仕事に対する
真面目さにあると知ってとても感心したのです。

この1 0年間、会社の研修生や留学生の生活から、大学及び研究所での研究生活まで体験しまし
た。どこにいてもやさしい、親切な日本人にお世話になっており、とても良い環境に恵まれてお
り、本当に皆様に感謝しております。

1996年10月より、船舶技術研究所装備部防災研究室に受け入れられ、金湖室長の下で、「緊急時
における避難者の判断・行動モデルの研究」に携わっています。

この研究では、災害時における人命損失を評価値として船舶の安全評価を確率的に実施すること
を目標にしています。緊急時における人間の思考・行動過程を正確に把握するには、災害時にお
ける避難者モデルをかなり正確に構築することが必要であると思われます。
この研究課題は船舶に関する知識および情報処理心理学などの知識が不可欠です。私にとっては じめて携わった研究分野であり、最初は研究の内容、流れが分かりませんでした。しかし、金湖 室長をはじめ、プロジェクトのスタッフ及び装備部の皆様にいろいろ教わりながら、ようやく避 難者モデルの全体の流れが把握出来るようになり、研究は順調に進んでおります。 船舶技術研究所では、この1年半、研究だけでなくいろいろと楽しいこと、例えばスポーツなど もやっており、毎日充実した研究生活を送ることが出来、感謝しております。
最後に、船舶技術研究所の皆様、装備部の皆様に心よりお礼を申し上げます。
今後もよろしくお願いいたします。

◆研究施設一般公開のお知らせ

平成10年度(第39回)科学技術週間の行事のー環として当船舶技術研究所
は下記のとおり、研究施設をー般公開いたしますのでご案内申し上げます。
期   日:平成10年4月18日(土)
   午前10時-午後4時
場 所:船舶技術研究所
    三鷹市新川6-38-1
交通案内:○JR吉祥寺駅公園口より
      小田急バス(武蔵境駅南口行、調布駅北口行)
      ○JR三鷹駅南口より
     小田急バス(野ケ谷行、仙川行又は杏林大学病院行)
    いずれも三鷹農協前バスで下車、南へ300m)
連 絡 先:企画室計画係
     TEL 0422413005