私の船研印象記

張 潔

中国西安小路交通大学出身。
1991年来日。1995年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了、
工学博士号取得。 1997年在科学技術特別研究員として船舶技術研究所に滞在。



8年前日本に来た時、私を迎えてくれたのは桜でした。“きれい!”私は初めて桜を見たのでした。
船舶技術研究所に来たのは二年前のことでしたが、その時のこともはっきりと覚えています。それは機関動力部の「歓迎会&花見」のことでした。4月なのにまだ寒かったのです。薄いスーツで来た私に、同じ研究室の桑原さんが自分の新しい防寒着を“新しいものです。寒いから着て下さい。”と親切に声をかけて貸してくれました。“船研の桜もきれいだけれども、人間の心はもっときれい!”これが船研での印象でした。もちろん部長を始め、他の人たちに生活から研究の仕事までいろいろ助けていただきました。
私は機関動力部内燃機関研究室で“船用機関における大気汚染物質の抑制技術に関する研究”という研究テーマに携わっています。この研究テーマを選んだのは“日本の酸性雨は中国から来たものだ。”と何回も耳にしたのがきっかけでした。確かに中国には環境問題がありますが、地球環境保全については一つ、二つの国の仕事ではなくて、全世界的な義務だと認識していました。いまは高杉室長を始め、研究室の皆さんと仲良く、力を合わせて研究を進めています。
実験するときの厳しさ、研究成果が出たときの喜び、尾瀬での合宿とスポーツ大会への応援等々、この仲間に入らせていただいて、とても良かったと思っています。また、大学で学べないものも勉強できました。このような様々のことは将来の思い出になるのではないかと思っています。これからもよろしくお願い致します。



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