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プレスリリース

 

平成30年10月12日

 
 
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所



波浪中試験を対象としたISO9001適用範囲の拡大
―実海域実船性能評価の体制強化-


 
 

国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎、東京都三鷹市)は、波浪中試験を対象としたISO9001の認証(注)の適用範囲を拡大しました。実海域性能評価の気運の高まりを受け、曳航水槽で実施する向波中抵抗増加試験にも対応することと致しました。今後とも水槽試験の精度向上に取り組んで参ります。
 

 

2013年に発効したEEDI(エネルギー効率設計指標)規制とそれに対応した水槽試験業務の実施のために、海上技術安全研究所400m試験水槽では同年にISO9001を取得していましたが、近年の実海域性能評価の気運の高まりを受け、この度、400m水槽における向波中抵抗増加試験を対象とすることについて、認証機関から認められました。
ここで言う向波中抵抗増加試験は、船体運動をほとんど伴わない短波長規則波中での抵抗増加量の把握とその速度影響を評価するために実施される試験です。これにより、理論計算を補完する形で短波長領域での抵抗増加量を精度良く推定することが可能となります。
海上技術安全研究所ではISO9001の適用対象とする試験の種類や試験水槽のさらなる拡大も視野に入れており、引き続き水槽試験品質の継続的な向上に取り組んで参ります。
(注)認証機関:一般財団法人日本海事協会
写真 400m試験水槽における向波中抵抗増加試験の例

写真 400m試験水槽における向波中抵抗増加試験の例