海技研メールニュース No.134[2015/3/4]

 独立行政法人 海上技術安全研究所
 National Maritime Research Institute(NMRI)
 毎月2回発行です

 [目次]
 ★☆★海技研の研究紹介★☆★
 ・舶用ディーゼル機関におけるPM計測
 ・環境調和型高性能ハイブリッド熱交換器による高効率舶用排熱回収システムの研究開発
    【環境・動力系 環境エンジン研究グループ】
 ・海域における放射性物質の濃度分布調査および海底土中の放射性物質濃度の推定手法
    【海洋リスク評価系 システム安全技術研究グループ】

 NMRIニュース
 ◆NEWS
  ●北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』でポスター展示
  ●第9回船舶用CFDセミナーを開催
  ●横国大の留学生が施設見学
  ●LNG船の球形タンクの強制動揺実験、約30人が参加
  ●【お知らせ】国際ワークショップで講演者が交代
  ●研究施設の一般公開、イベント内容が決定
  ●「船舶の機関点検支援システム」、3月25日に公開実験




 ★☆★研究紹介★☆★
 ・舶用ディーゼル機関におけるPM計測
 ・環境調和型高性能ハイブリッド熱交換器による高効率舶用排熱回収システムの研究開発
      【環境・動力系 環境エンジン研究グループ】

 ・舶用ディーゼル機関におけるPM計測
  舶用ディーゼル機関から排出される粒子状物質(PM)の計測法と規制の現状についてご紹介するとともに、最近報告された当所での研究についてまとめました。
http://www.nmri.go.jp/institutes/environment_power_system/environment_engine/pm_measurement.html
 ・環境調和型高性能ハイブリッド熱交換器による高効率舶用排熱回収システムの研究開発
  船舶の省エネの有望な手段として、排ガスからの排熱回収が考えられます。本研究は循環流動層という装置を利用して、排熱回収と排ガス性状の改良 (脱硫)を行う、コンパクトな熱交換器の開発を目指した研究です。
http://www.nmri.go.jp/institutes/environment_power_system/environment_engine/heat_recovery.html

 ★☆★研究紹介★☆★
 ・海域における放射性物質の濃度分布調査および海底土中の放射性物質濃度の推定手法
     【海洋リスク評価系 システム安全技術研究グループ】
   
  東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故により、大気と海洋に放射性物質が放出されました。漁業に対する影響や海域の環境保全、 環境動態の把握のためには、面的に、また、中長期的に海域における放射性物質の分布状況を把握することが必要です。
  当所は原子力規制庁事業等により、海底土の放射能濃度の面的なマッピングを東京大学と共同で実施するとともに、 海洋拡散シミュレーションにより海底土中の放射性物質濃度の経時変化の推定手法の研究を行っています。
http://www.nmri.go.jp/institutes/marine_risk/safety_system_tech/mailnews0226.html
◆◇◆NEWS◆◇◆

  北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』でポスター展示

  当研究所は2月15日から19日まで北海道紋別市で開催された「第30回北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』」(主催:紋別市)に出展し、 氷海技術に関する研究をポスターで紹介しました。17日に行われたポスター発表では、宇都正太郎海洋開発系長が研究について説明しました。(全文は下記サイトをご覧ください)
http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#196


  第9回船舶用CFDセミナーを開催

 当研究所は3月19日、第9回船舶用CFDセミナーを開催します。
 本セミナーでは、省エネ付加物の開発にも適用可能な、当所で開発しました以下の最新CFDソフトウエアの機能や計算例をご説明するとともに、使用法の実演も行います。 今回は、複数の格子を組合せることによって複雑な形状を取扱う重合格子を、高速かつ高精度に計算できるNSソルバー「NAGISA」を中心に、当所で開発を進めているCFDシステムをご紹介いたします。
●AutoDes  船型変形・最適化機能を有する計算格子生成ソフトウエア
●UP_GRID 任意形状物体に対して重合格子情報を生成するソフトウエア
●G-TOOL  典型的な付加物に対して重合格子情報を生成するソフトウエア
●NAGISA  重合格子に対応し、複雑な形状周りの流場解析に適した流場解析ソフトウエア

1. 日時:平成27 年3 月19 日(木)13:30~16:15(受付は13:15 から)
2. 場所:TKP品川カンファレンスセンター8階 カンファレンスルーム8A
     (東京都港区高輪3-26-33. JR品川駅高輪口より徒歩1分)
3. お申込み方法:住所、氏名、会社/団体名、所属/役職名、電話番号、メールアドレスをcfd0319@nmri.go.jpまでお送り下さい。折り返しメールにて登録番号をお知らせします。

http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#197


  横国大の留学生が施設見学

  横浜国立大学の短期留学生が2月25日、当研究所を施設見学で訪れました。
 留学しているのは、中国上海交通大学とブラジル・ペルナンブコ連邦大学からの学生たち。当研究所では、深海水槽、ディーゼルエンジン、400m試験水槽を見学しました。

http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#198


  LNG船の球形タンクの強制動揺実験、約30人が参加

  当研究所は3月2日、LNG船の球形タンク内の強制動揺実験を行い、約30人が参加しました。
 冒頭、田中義照研究統括主幹が挨拶した後、岡正義・構造解析研究グループ主任研究員が研究の概要について説明しました。 実験では規則波動揺試験と不規則波動揺試験を行い、タンク液体のスロッシングとスワリングの現象を再現。実験の模型は、 全長300m級の大型LNG船の球形タンクを想定。また海域は北大西洋航路を想定して行いました。実験の見学後に行われた質疑応答では、多くの質問が出されて関心の高さを伺わせました。

http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#199


  【お知らせ】国際ワークショップで講演者が交代

  当研究所で3月6日(金)に開催いたします「燃料油中硫黄分規制を受けた機関技術に関する国際ワークショップ」で、講演を予定していましたアルファ・ラバル 排ガス浄化装置部門セールス・エンジニアのマーセル・バン・ハーレン氏が来日できなくなりました。代わって同社マリン&オフショア営業本部営業技術・サポートチームの 山田淳一氏が講演させていただきます。日本語・英語の同時通訳でご案内させていただきましたが、日本語のみの開催となります。

http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#200


  研究施設の一般公開、イベント内容が決定

  当研究所、交通安全環境研究所及び電子航法研究所が、4月19日(日)に合同で開催する研究施設の一般公開のイベント内容が決定しました。
 このイベントは毎年4月に行われる「科学技術週間」の行事の一環として、東京都三鷹市から調布市にかけて隣接する3研究所が合同で、一般の方々に公開しているものです。 日ごろの研究活動の一部や私たちの今後の取り組みなどをご覧いただきます。事前の申し込み等は必要なく、入場無料です。同日は隣接する宇宙航空研究開発機構も一般公開し、 4研究所でスタンプラリーを実施します。(全文は下記サイトをご覧ください)
http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#201


  「船舶の機関点検支援システム」、3月25日に公開実験

   当研究所は3月25日(水)、「船舶の機関点検支援システム」に関する研究の公開実験を行います。
 船舶の安全運航には、機関の健全性の確保が不可欠であり、巡回点検はその基礎となるものです。多くの小型内航船では巡回点検の記録は、 高温・騒音・動揺といった過酷な条件下でメモ用紙に手書きされ、点検記録簿、機関日誌に転記されています。そこで、機関員の巡回点検をRFID(以下、ICタグ) の活用などによって支援(特許出願済み)する「機関点検支援システム」を開発しています。
 当日は、研究の背景、システムの概要に関する説明の後、実機関に移動して本システムを用いた巡回点検を、参加の皆さんに交代でご体験いただきます。

1. 日時:平成26 年3 月25 日(水)15:00~16:00(受付は14:30 から)
2. 場所:(独)海上技術安全研究所 東京都三鷹市新川6-38-1
  ※本館1 階会議室で説明後、実機関に移動して公開実験を行います。
3. お申込み方法:海上技術安全研究所ホームページの申込フォームからお申込みください。
      https://www.nmri.go.jp/contact_us/nmri_form_b.html
     ※定員(20 名)になり次第、申込みを締め切らせていただきます。
(全文は下記サイトをご覧ください)
http://www.nmri.go.jp/cgi-bin/nmri_news/topics.cgi#202


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