講義ノート 機械工学科の学生いのための初級メカトロニクス
はじめに
 メカトロニクスとは,機械と電子,あるいはそれらを結びつける計測・制御技術が融合した技術です。本講義では,メカトロニクスを構成する基本的な要素であるマイクロコンピュータ,各種電子回路,モータ並びにセンサについて解説し,メカトロニクス機械を作り上げるための知識と技術を習得します。
 この講義ノートは,平成17年度から開始した法政大学工学部機械工学科3年生の学生が受講する「メカトロニクス」のために作成しました。授業時間内に,マイコン回路の製作実習やメカトロニクス技術や機械設計を考える演習課題を行います。さらに,講義の最後では,学生達は自らの発想でメカトロニクス機械を設計・製作してもらいます。
 この講義では,メカトロニクス要素の関連知識とメカトロニクス機器の紹介をしていきます。そして,高性能な「機械」を作るための知識を得ること, 「機械」を組み上げる能力を身につけることを目的として講義を進めていきます。
平成18年12月 平田宏一
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