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第4章 フライス盤を使った加工

ドリルを使おう



フライス盤で正確な穴あけ加工を行う

 フライス盤は正確な位置決めをできるので,正確な位置に穴あけ加工をすることができる。簡単な穴あけ加工であれば,けがいてボール盤を使って加工する方が能率がよい。しかし,穴の位置に正確さが要求される場合や穴の数が多い場合など,フライス盤の方が適していることがある。また,大きい直径のテーパードリルを使うことができるのもフライス盤によるドリル加工の特徴である。


図1 テーパードリル


図2 フライス盤による穴あけ加工

フライス盤でドリルを使うとき

 フライス盤で穴あけ加工を行うのは,一般に正確な位置に穴をあけたいときである。そのためには,位置決め(0点調整)を正確に行うことはもちろん,ドリルで穴をあける前にセンタードリルを使うとよい。


図3 ポイントマスターを使った位置決め

図4 センタードリル


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