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第6章 その他の加工 
接着剤・充填剤 
  
 
 
接着剤・充填剤について
 機械を組み立てる場合,接着剤や充填剤(シール剤やパテ)が必要になることがある。以下,筆者がよく使う接着剤・充填剤を紹介する。言うまでもないが,これらは適材適所にうまく選択しなければならない。 
  
 
 
あると便利な接着剤・充填剤
 
  
図1 瞬間接着剤
 
 アロンアルファに代表される瞬間接着剤である。衝撃に弱く,強度部材の接着には適していないが,何かと必要性は高い。 
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図2 エポキシ接着剤
 
 2種類の液体を混ぜ合わせて使う。5分程度で硬化するものから,24時間程度で硬化するものまで多くの種類がある。硬化すると強度がかなり高くなるのが特徴である。 
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図3 多用途接着剤
 
 最近発売された「超」多用途接着剤。ほとんど使ったことはないが,かなり強力な接着剤である。 
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図4 ゴム・ビニル・発泡スチロール用の接着剤
 
 ゴム,ビニル,発泡スチロールなどの接着に使う。特に,発泡スチロールを接着する場合,専用の接着剤でないと材料が溶けてしまうことがあるので注意する。 
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図5 木工用ボンド
 
 よく見かける木工用ボンドである。水性で扱いやすいが,しっかりと乾燥すると水中でも使うことができ,とても便利である。 
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図6 セラミック接着剤
 
 高温箇所でも使用できる特殊な接着剤である。ただし,衝撃に弱く,ひび割れがしやすい。 
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図7 アクリル用接着剤
 
 アクリル専用の接着剤である。丁寧に使えば,透明アクリル板の美しさを活かした接着ができる。 
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図8 シリコン系充填材
 
 浴槽などで使われる充填材。乾けば水中でも使うことができ,シール性が高いのが特徴であるが,接着の効果はほとんどない。 
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図9 シール剤
 
 様々な種類のシール剤が市販されている。接着面の種類や用途に合わせて選択しなければならない。 
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図10 パテ
 
 表面形状を整えたりする場合に使用する。通常,薄塗り用(厚さ2 mm以下)と厚塗り用が市販されており,用途に合わせて選択する。 
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