ハーメティック発電機

 様々な実験によって,回転軸シールの機械損失はとても大きいことが確認されました。そこで,回転軸シールを省略するため,発電機を加圧されたクランクケースの内部に配置することとしました(ハーメティック化)。このようにすることで,回転軸を外部に出さないでよいため,シールが不要になり,機械損失を大幅に減らすことができます。
 右図は試作したハーメティック発電機です。使用した発電機はかなり大型なものですが,これは広範囲な回転数域で実験を行うためです。定格の条件で運転するのであれば,十分に小型の発電機を使うことができます。


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