知的乱流制御シンポジウムの御案内


開催日
平成11年12月2、3日

開催場所
東京大学  工学部11号館講堂

主催
科学技術庁 航空宇宙技術研究所
通産省 工業技術院 機械技術研究所
運輸省 船舶技術研究所

後援
科学技術庁
東京大学大学院工学系研究科

ENGLISH


1.背景
 現在、3国立研究所が知的乱流制御に関する先行研究(科学技術庁振興調整費、開放融合研究制度、平成11年度、統括責任者:大橋秀雄 工学院大学学長、研究マネージメントグループリーダ:笠木伸英 東京大学大学院工学系研究科教授)を実施しております。
 本研究の目的は、乱流の知的制御の可能性を示すところにあります。ご存じのように、乱流は様々な分野に現れ、状況状況に応じて悪玉(摩擦抵抗増大)、あるいは善玉(燃焼、熱伝達)として扱われてきました。もし適切に乱流を制御できるなら、その工学的意味合いははかりしれません。このFSでは、開放融合の名の通り、 機械技術研究所(通産省工業技術院)、 航空宇宙技術研究所(科学技術庁)、 船舶技術研究所(運輸省) の3つの国立研究機関が相互に協力しあい、さらに大学、産業界の同分野におけるトップレベルの研究者の参加をお願いし、上記目的に向け研究を進めています。
 
2.シンポジウムについて
 本シンポジウムでは、内外からの招待講演者により乱流制御およびその応用に関する研究の現状を概観していただくとともに、3研究所における乱流の知的制御に関する研究状況(乱流制御用アクティブ制御マイクロデバイス、燃焼における乱流の役割と制御の可能性、マイクロバブル等による流体の機能化)を報告いたします。
 
3.プログラム
12月2日(木)
  09:30 - 09:40 開会挨拶
          大橋秀雄工学院大学
  09:40 - 09:45 開会挨拶
          中島尚正、東京大学
  09:45 - 10:45 米国の乱流制御研究
         M. Gad-el-HakUniv. of Notre Dame
  11:00 - 12:00 欧州の乱流制御研究
         K.S. ChoiUniv. of Nottingham
  13:30 - 14:30 マイクロマシンによる乱流制御
         A. GlezerGeorgia Tech.
  14:30 - 15:30 噴流及び燃焼の制御
         Robert K. ChengLawrence Berkley National Laboratory
  16:00 - 17:00 マイクロバブルによる摩擦抵抗低減
         加藤洋治、東洋大学
  17:30 - 19:30 懇親会(お茶の水ガーデンパレス、「錦」)

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12月3日(金)
  09:30 - 10:00 乱流制御プロジェクトの概要
         笠木伸英東京大学
  10:00 - 10:45 アクティブデバイスによる壁面乱流制御
         吉田博夫、機械技術研究所
  11:00 - 11:45 乱流燃焼、計測及び制御の検討
         小川 哲、航空宇宙技術研究所
  11:45 - 12:30 流体機能化による乱流制御
         児玉良明、船舶技術研究所
  12:30 - 12:35 閉会挨拶
         笠木伸英、東京大学

注)「プログラム」をクリックすると当日お配りする 講演会プログラムをPDFファイルでご覧になれます。また、講演タイトルをクリックすると、PDFファイルでプロシーディングスの 一部、または全てをご覧になれます。なお、著作権は著者(講演者)に属します。 また、PDFファイルに関し、シンポジウム関係機関及び著者は何ら責任を 負いません。
 
4.会場
  東京大学本郷キャンパス 工学部11号館講堂
5.使用言語
 発表及び予稿集は英語
 
6.登録方法(登録は終了いたしました)
 下記
 
7.協賛
 日本機械学会
 日本航空宇宙学会
 日本造船学会
 東京大学 乱流工学ラボ
 
8.組織委員
 笠木伸英 (東京大学大学院工学系研究科 教授、委員長)
 春海一佳(運輸省船舶技術研究所、事務局)
 城田英之(運輸省船舶技術研究所、事務局)
 小川 哲(科学技術庁 航空宇宙技術研究所)
 筒井康賢(工業技術院 機械技術研究所)
 吉田博夫(工業技術院 機械技術研究所)
 児玉良明(運輸省 船舶技術研究所)

9.アドバイザリィ委員会

 松本洋一郎 (東京大学大学院工学系研究科 教授)
 林 光一(青山学院大学理工学部 教授)
 菱田公一 (慶應義塾大学理工学部 教授)
 宮内敏雄 (東京工業大学工学部 教授)
 吉田 亮 (東京電機大学工学部 教授)
 大西楢平(日本電気基礎研究所 主席研究員)
 田村兼吉(海洋科学技術センター)

10.連絡先

 知的乱流制御シンポジウム事務局
 運輸省船舶技術研究所 機関動力部
 春海一佳
 〒181−0004 三鷹市新川6−38−1
 Fax:0422-41-3101
 Tel:0422-41-3093
 E-Mail:hal@srimot.go.jp


Last Update, Dec. 1, 1999

シンポジウム参加申し込み方法

1.申込方法

 氏名、勤務先(学生の場合は学校名)、所属、連絡先(住所、電話、Fax、E-Mailアドレス;住所、電話番号は必須です)、懇親会への出欠をご記入の上、下記宛にE-Mail、Faxまたは郵送でお送り下さい。申し込み受付後、折り返し確認の連絡をさせていただきます。お申し込み後2日たってもメール等による連絡がない場合、事務局までお電話下さい。

2.申込締切日

 平成11年11月30日

3.参加定員

 参加定員は100人です。定員になり次第締め切らせていただきます。

4.参加費用

無料、ただし1日目終了後の懇親会に参加される方は当日3000円 (学生:1000円)を受付にてお支払い下さい。

5.連絡・問い合わせ先

 知的乱流制御シンポジウム事務局
 運輸省船舶技術研究所 機関動力部
 春海一佳
 〒181−0004 三鷹市新川6−38−1
 E-Mail:hal@srimot.go.jp
 Fax:0422-41-3101
 Tel:0422-41-3093