お知らせ

NEWS

令和5年3月2日

 海と産業革新コンベンション(うみコン2023) 3国研シンポジウム参加報告

 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部昭則)は、令和5年2月21日(火)「海と産業革新コンベンション(うみコン2023)」において開催された3国研シンポジウムに参加しました。その際に、当所海洋先端技術系の羽田絢主任研究員が、「浮体式洋上風力発電の導入促進に向けた研究紹介」と題し講演を行いました。

 「海と産業革新コンベンション(うみコン2023)」は、海洋都市横浜うみ協議会が開催したイベントです。「3国研シンポジウム」では、当所海洋先端技術系の羽田絢主任研究員が講演者として参加しました。

 当日は「浮体式洋上風力発電の導入促進に向けた研究紹介」と題し、講演を行いました。本講演において、浮体式洋上風力発電は、日本近海の風力発電導入量を増加させることができる一方で、施設全体が波、風、潮流などの影響を受けて動揺するため、多様な条件下での施設の安全性を確保することが重要であることを報告しました。また、他の講演者と横浜市職員で実施したパネルディスカッションでは、「研究成果の社会実装」をテーマに研究成果を市民へ還元する方法や、産業界との連携について議論を交わしました。


羽田主任研究員の講演の様子

パネルディスカッションの様子