プレスリリース

PRESS RELEASES

令和5年7月24日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

浮かぶ風車を観察してみよう
「浮体式洋上風力発電小型模型の水槽実験を公開」

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 峰本健正)は、令和5年8月9日(水)に、大学院生、大学生が設計・製作した浮体式洋上風力発電設備の小型模型の水槽実験を公開します。

海上技術安全研究所(以下、当所)では、政府が進めるカーボンニュートラルの実現のために、商用化が期待されている浮体式洋上風力発電の研究開発を進めています。また当所は、日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(※)のメンバーとして海洋開発の人材育成にむけた取組を進めています。その一環として、同コンソーシアムが大学院生、大学生を対象として8月7日から8月9日の期間に主催する、浮体式洋上風力発電小型模型の設計・製作セミナー(~日本の未来を担う若者たちよ!浮体式洋上風車で発電しよう~)を支援しています。

本セミナーでは、1組4名のチームで設計した浮体式洋上風力発電設備の小型模型を、当所の海洋構造物試験水槽に浮かべて水槽内に風と波を起こし、模型による発電量等を競う実験を行い、その様子を小学生とその保護者の皆様に公開します。また、実際に模型を使って風車を組み立てるイベントも予定しています。

洋上風力を身近に感じてみたい、海洋に関する仕事を体験してみたいという小学生のみなさん、水に浮かぶ風車が実際に発電している様子を見てみませんか。参加を希望される方は、下記リンクからの参加登録をお願いいたします。

※2030年までに海洋開発技術者を1万人とすることを目標として、海洋開発人材の育成に取り組んでいくための産学官公からなる統合的なプラットフォーム。
URL: https://project-kaiyoukaihatsu.jp/

              記
  1. 日時:令和5年8月9日(水)13時~16時(12時30分より受付開始)
  2. 場所:東京都三鷹市新川6-38-1
       国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
       海上技術安全研究所 海洋構造物試験水槽
  3. 参加費:無料
  4. お申込み期間:令和5年7月24日(月)10時 ~ 8月4日(金)17時
    ※お申込み期限を修正いたしました。
    定員20名に達した場合は締め切らせていただきます。
  5. 対象者:小学生とその保護者
  6. お申し込み先:
     参加ご希望の方は、事前のお申込みをお願いいたします。
     ご記入いただいた個人情報は、本講演会のご連絡、ご案内の目的にのみ利用します。
     お申込みサイト https://forms.office.com/r/jgC8F7CHSj


                             海洋構造物試験水槽



昨年度の実験の様子

<問い合わせ先>
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 企画部広報係
Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
E-mail:info2@m.mpat.go.jp
URL:https://www.nmri.go.jp/


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