計測用車いすの開発
〜キャリブレーション結果の一例〜
 トルク測定装置のキャリブレーションは,計測用車いすに長さ300 mmのアームを取り付けて行います(右写真)。3.4 kg(10 Nm相当)のおもり2個と1.7 kg(5 Nm相当)のおもり1個を準備していますので,-25〜25 Nmの範囲で5 Nm刻みで検定することができます。

 右図は2回のキャリブレーションを行った結果です。1回目のキャリブレーションを行った後,数時間の運転を行い,2回目のキャリブレーションを行いました。ch0(左車輪),ch1(右車輪)ともに十分な再現性があり,キャリブレーションを行った範囲(-25〜25 Nm)で概ね直線的な電圧変化となっていることがわかります。

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