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PF-700開発日誌



2000年6月,構想開始

 魚ロボットの高速化を目指して,新しい実験用魚ロボットPF-700の開発構想を始めました。尾ひれを高い周波数で往復させるため,直流モータを使用することにします。外形は,サンマを参考にして,細長い形状とします。右の図は初期のスケッチです。


2000年8月,初期の図面

 この魚ロボットの開発は,杉浦君(東京電機大学の学生)の卒業研究として進めています。いよいよ図面を書き始めました。


2000年10月,図面完成間近

 まずまず順調に進んでいます。組立図がほとんど完成してきました。しかし,細かい部品の検討が必要です。


2000年11月10日,部品の製作開始

 部品の製作を始めました。右の写真は旋盤で胴体を製作しているところです。


2000年11月14日,フライス加工

 今日はフライス盤で板材の加工をしました。


2000年11月16日,胴体の加工と機構部の組立

 今日も作業しました。長い胴体の加工には結構苦労しました(左写真)。機構部の組立もほぼ終了しました(右写真)。




2000年11月17日,塗装と尾柄の製作

 胴体を塗装しました(左写真)。硬質発泡ウレタンで尾柄を作りました(右写真)。




2000年11月21日,進水式

 防水をし,仮のフロートを取り付けた後,ついに進水式をしました。かなり調子いいです!
 この後,新しいフロートを製作し,いくつかの改良を行った後,実験を開始します。




2000年11月22日,フロートの製作と試験運転

 新しいフロートを製作し,試験運転を行いました。尾ひれの根本部分の強度,旋回用関節の動きなどに問題があることがわかりました。今後,尾ひれの周波数や遊泳速度,消費電力などの測定を行う予定です。




2000年11月30日,計測装置の製作

 尾ひれの周波数を測定するための光センサと直流モータの消費電力を測定するための基板を製作しました。それらを処理して,表示するためのマイクロコンピュータの基板とプログラムを作りました。後日,詳細について紹介します。


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