論文リスト/資料
1.旅客船内での車いす利用に関する研究
今里元信,宮崎恵子,平田宏一
日本設計工学会東北支部,平成12年度研究発表講演会,p.48-49(2000年10月).
jsde2000.pdf
 著者らは,旅客船内で車いすを安全に利用できるようにすることを目標とし,傾斜台を用いた車いすの走行実験を行い,船内における車いすの走行限界や安定性などを明らかにするための研究を実施している.本報では,旅客船におけるバリアフリー化の現状及びこれまでに実施した実験の概要を述べる.
2.船舶バリアフリーのための実験用車いすの開発
平田宏一,今里元信,宮崎恵子
日本設計工学会平成13年度春期研究発表講演会講演論文集, p.103-106(2001年5月).
wchair2001.pdf
 本報では,手動車いすの基本的な運動特性を把握するために開発した実験用車いすについて報告する.さらに,実験用車いすを用いて,傾斜装置における走行実験を実施し,手動車いすの基本特性の測定を試みた.
3.旅客船におけるバリアフリー−研究サイドからの提言−
宮崎恵子
日本航海学会海洋工学研究会,日本造船学会造船設計・技術研究委員会合同シンポジウム「旅客船におけるバリアフリー」論文集, p.89-105(2001年5月).
nvs2001.pdf.pdf
 旅客船のバリアフリー化の研究に携わる者として、実施している研究内容とともに、旅客船におけるバリアフリー研究に興味を持った方に役立つよう、これまで著者が得た情報についても掲載した。主な内容としては、対象者となる障害者・高齢者に関するデータ及び聞き取り調査結果による問題点の整理、旅客船の現状を示すデータ等によるバリアフリー化に向けての問題点の整理、他分野におけるバリアフリー研究の概説をおこない、海上技術安全研究所でおこなっている研究について紹介している。
4.旅客船のバリアフリーについて
宮本 武,宮崎恵子,今里元信
平成13年度(第1回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.229-232(2001年6月)
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 本報では,旅客船の現状を概観し,バリアフリー旅客船の研究の現状と今後の研究課題について紹介している。
5.船内における車いすの走行限界の把握
今里元信,阿曽薫,宮崎恵子,平田宏一,太田進
平成13年度(第1回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.233-236(2001年6月)
48_nmri2001.pdf
 本報では,車いすの走行限界を把握するための研究の流れを示し,当所でこれまでに行っている研究について述べる。
6.計測用車いすの開発
平田宏一,今里元信,宮崎恵子
平成13年度(第1回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.241-242(2001年6月)
50_nmri2001.pdf
 本報では,手動車いすの基本的な運動特性を把握するために開発した計測用車いすについて報告する。
7.データベースに基づくバリアフリー旅客船の検討
今里元信,宮崎恵子,宮本 武
平成13年度(第1回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.243-246(2001年6月)
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 本報では,旅客船におけるバリアフリー化の現状およびバリアフリー対策の例などについて述べる。
8.斜面上における車いすの操作限界と負担感に関する調査
宮崎恵子,平田宏一,今里元信,太田進
平成13年度(第1回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.247-250(2001年6月)
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 本研究の最初の段階として、斜面における手動車いすの走行実験をおこなった。本報では、本実験で実施したアンケート結果並びに車いすの駆動トルクや走行軌跡等の計測結果に基づき、斜面にて手動車いすを操作する場合の操作限界や負担感について検討した。
9.Wheelchair Accessible and Barrier-free Design of Passenger Vessel in Japan
鎌田実,宮崎恵子,平田宏一,今里元信
9th International Conference on Mobility and Transport for Elderly and Disabled People, p.598-601(2001年7月)
 交通バリアフリー法が施行された日本の旅客船運航の状況と同法律の旅客船の技術基準の概要を示した。さらに、旅客船特有の問題点を解決するために実施されているバリアフリー技術の研究について紹介した。
10.船舶における手動車いす走行の評価指標
宮崎恵子,平田宏一,今里元信
リハ工学カンファレンス2001,p.169-172(2001年8月)
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 著者らは、船舶における車いす走行に関する研究の第一段階として、静的傾斜条件下での想定通路上の手動車いす走行実験をおこなった。本稿では、その走行実験結果を解析し、手動車いす走行の評価指標について検討する。
11.旅客船内における車いすの走行シミュレーション - 駆動力推定用基本モデルの開発 -
今里元信,太田 進,平田宏一,宮崎恵子
日本航海学会論文集,105号,p.35-41(2001年9月)
 著者らは、所与の加速度条件下において車いすが安全に走行できるか否かを判定する技術の研究を実施している。実際の船舶において、車いすが安全に走行できるか否かを判定するためには、多くの加速度条件を想定する必要があり、実験だけでは困難であることから、任意の加速度条件下において車いすの走行を模擬できるプログラムを開発中である。本研究の目的は、そのための基礎的なモデルを構築することである。
12.バリアフリー旅客船に関する一考察
宮崎恵子,平田宏一,今里元信,太田進,疋田賢次郎,池本義範
日本機械学会第10回交通・物流部門大会講演論文集,p.333-336(2001年12月).
bf_translog2001.pdf
 内航旅客船のバリアフリーは,交通バリアフリー法の技術基準に基づき,進められようとしているが,まだ課題も残っていると考えられる。本稿では,中・小型を中心とした内航旅客船に適したバリアフリー設備の開発や,バリアフリー船に適した各設備の配置を求めることを目指して,旅客船に存在するバリアとそれを解決するための課題について検討する。
13.旅客船内における車いすの利用について
今里元信,宮崎恵子,平田宏一,太田進
日本機械学会第10回交通・物流部門大会講演論文集,p.337-340(2001年12月).
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 実際の船舶において,車いすが安全に走行できるか否かを判定するためには,多くの加速度条件を想定する必要があり,実験だけでは困難であることから,任意の加速度条件下において車いすの走行を模擬できるプログラムを開発中である。本報では,そのための基礎的なモデルを構築したことおよび今後の課題について述べる。
14.船舶バリアフリーのための模型車いすの開発
平田宏一,牧田安弘,榊原寛明,河野哲平,御法川学
日本機械学会第10回交通・物流部門大会講演論文集,p.341-342(2001年12月).
modelwc2001.pdf
 動揺している船舶において,手動車いすの操作は極めて困難となるため,その安全性評価のための走行実験が必要となる。しかし,実際の手動車いすを用いた実験では,船舶の動揺を模擬する大型実験装置あるいは実船実験の実施が必要となり,その実験はかなり大がかりになる。そこで,著者らは縮尺1/3 の模型車いすの開発を進めており,手動車いすの走行特性の測定を試みている。本報では,試作した模型車いすについて概説し,傾斜路面において横断走行を行った走行試験について述べる。
15.車いすと群集流の避難シミュレーション
松倉洋史,勝原光治郎,宮崎恵子,池本義範,今里元信,太田進,疋田賢次郎,宮田修,桐谷伸夫,平田宏一
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 233-237(2002年6月).
50_nmri2002.pdf
 海上技術安全研究所では、国土交通省海事局安全基準課の委託で「車いすと群集流の相互干渉に関する調査」を実施した。この研究は、実験とシミュレーションによって車いすと群集流の相互干渉時の挙動とその内的メカニズムを明らかにすることを目的としたものである。本報告では、上記研究の実験結果をもとに、車いすと群集流の避難シミュレーションについて検討した結果を述べる。
16.船舶のバリアフリーへの取り組み
宮崎恵子,今里元信,太田進
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 239-242(2002年6月).
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 当所では,バリアフリー化された旅客船のさらなる安全及び快適さの向上を目指して,旅客船のバリアフリー化に関する研究を実施しており,平成17年度に予定されている技術基準の見直しに寄与することも重要な課題と位置づけている。
17.車いすと群集流の避難実験
宮崎恵子,今里元信,池本義範,太田進,疋田賢次郎,勝原光治郎,松倉洋史,宮田修,桐谷伸夫,平田宏一
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 383-386(2002年6月).
ps37_nmri2002.pdf

 当所では、国土交通省海事局安全基準課から調査研究を受託し、「車いすと群集流の相互干渉に関する研究」を実施した。本稿では、このうち、実験について述べる。
18.模型車いすの走行特性
平田宏一,牧田安弘(キャノン),榊原寛明(旭テック)
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 387-390(2002年6月).
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 車いすの基本特性を調べる実験ツールとして、2 種類の車いす模型を開発した。
19.車いす走行補助装置の開発(その1 自動ブレーキ制御機構の設計・試作)
平田宏一,宮崎恵子,河野哲平(川崎重工)
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 391-392(2002年6月).
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 船舶のような動揺条件下において、手動車いすで安定した走行をおこなうには、操作に困難を伴う。本研究では、動揺条件下での手動車いすの移動を安全かつ快適にすることを目的とした走行補助装置の開発を進めている。本報では、簡易的な走行補助装置として試作した自動ブレーキ制御機構について述べる。
20.障害者の旅客船利用時の移動障壁と緩和方策について
疋田賢次郎
平成14年度(第2回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 393-396(2002年6月).
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 水密を保持するための敷居等による段差と戸による移動障壁及び今後使用が増加すると見込まれる引き戸について,緩和方策を提案する。
21.手動車いす用走行補助装置の開発
平田宏一,高田康夫(法政大学),御法川学(法政大学)
日本機械学会第11回交通・物流部門大会講演論文集,p. 301-302(2002年12月).
assist2002.pdf
 船舶のような動揺条件下において,手動車いすで移動することは非常に困難であり,しかも危険を伴う。本研究では,動揺条件下での手動車いすの移動を安全かつ快適にすることを目的とした走行補助装置の開発を進めている。本報では,手動車いすの左右後輪の間に差動制限機構を取り付けた走行補助装置について述べる。
22.加速度条件下における車いす操作モデルの開発
今里元信,平田宏一,阿曽薫,宮崎恵子,太田進
日本機械学会第11回交通・物流部門大会講演論文集,p. 303-306(2002年12月).
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 本研究の目的は,この「船内車いす走行モデル」を構築することである.「船内車いす走行モデル」を構築するためには,前報で開発した「走行モデル」に加え,車いすに作用させる駆動力を与えるモデルを開発する必要がある.そのためには,人間の漕ぎ方をモデル化した「操作モデル」の構築が必要である.本報では,「船内車いす走行モデル」を構築するために,「操作モデル」を開発し,車いす重心位置の軌跡を導いたことについて述べる.
23.車いす走行補助装置の開発(その2 差動制限機構を利用した車いす走行補助装置の特性)
平田宏一,宮崎恵子,高田康夫
平成15年度(第3回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 393-394(2003年6月).
ps35_nmri2003.pdf
 前報では、簡易的な傾斜角センサとマイコンを利用した自動ブレーキ制御機構を設計・試作し、その特性を調べた。本報では、新たな走行補助装置として、手動車いすの左右後輪の間に差動制限機構を取り付けた走行補助装置の開発を試みる。
24.On the Characteristics of Walking and Moving by Wheelchair on the Passage of Oscillating Ships
Junko Hayashi, Kuniaki Shoji, Keiko Miyazaki, Koichi Hirata, Aiko Suzuki
Proceedings of 11th Japan Group Meeting on Human Response to Vibration 2003, July 2003.
In this paper authors investigated and analyzed working characteristics on board of oscillating ship with various experiments encompassing various physical motions such as walking, motion of wheelchair user in ship’s passage. Also the effect of ship oscillations on the sensitive work such as transfer of water from kettle into an empty bottle is investigated. Transportation accessibility Improvement Act is enacted in Japan 2000. It was enacted for the aged and disabled people. Wheelchair users are affected and more apt to the oscillations which are characteristics of floating structures. Authors carried out experiments for understanding the operational characteristics of wheelchair under oscillation.
25.旅客船内における車いすの走行シミュレーション - II. 船内車いす走行軌跡推定モデルの構築 -
今里元信,平田宏一
日本航海学会論文集,109号,p.161-169(2003年9月).
 本報では,船内車いす走行軌跡推定モデルを構築するために,外力加速度と目標位置等からトルクを求める操作モデルを開発し,車いす重心位置の軌跡を導いたことについて述べる。また,船内車いす走行軌跡推定モデルの検証のため、傾斜台における実験および実船実験を実施し,船内等で車いすを走行させた際の計測結果と同一の加速度条件下における計算結果との比較ならびに検討を行う。さらに,船内車いす走行軌跡推定モデルを用いて,動揺下における車いす重心位置の軌跡を推定し,通路の壁に当たる可能性の高い幅を推定する例を示す。
26.車いす搭乗者と歩行者群集の避難実験
宮崎恵子,松倉洋史,勝原光治郎,桐谷伸夫
日本航海学会論文集第108号,p.129-138(2003年3月).
ev_jin2003.pdf
 障害者を含む乗客の避難安全を評価するための研究の一環として、非パニック状態の歩行者の群集と車いす利用者とが共に避難する場合を想定した実験を実施した。この実験において、通路幅、開口部、歩行者及び車いす利用者の心理状態等の違いによる、両者の挙動変化を解析した結果について述べる。
27.群集による車いす搭乗者追い越し人間モデルの研究
松倉洋史,宮崎恵子,勝原光治郎,桐谷伸夫
日本航海学会論文集第108号,p.139-147(2003年3月).
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 非パニック状態の歩行者の群集と車いす利用者とが共に避難する場合を想定した基礎的な避難実験を対象に、車いす利用者を歩行者の群集が追い越す際の挙動を表すために開発したモデルについて述べる。
28.避難時の人の流れ
宮崎恵子,勝原光治郎,松倉洋史
関西造船協会誌「らん」第60号,p.15-20(2003年7月).
kansai_2003.pdf
 本稿では「非常時の避難」の場合における人の流れについて、実験とシミュレーション計算による海上技術安全研究所の研究を紹介した。
29.Behaviors of Pedestrian Group Overtaking Wheelchair User
Keiko Miyazaki, Hiroshi Matsukura, Mitujiro Katuhara, Koichi Yoshida, Susumu Ota, Nobuo Kiriya, Osamu Miyata
Proceedings of the 2ed International Conference in Pedestrian and Evacuation Dynamics, p.267-278, August 2003.
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 障害者を含む乗客の避難安全を評価するための研究の一環として、非パニック状態の歩行者の群集と車いす利用者とが共に避難する場合を想定し、相互影響について観測する基礎的な避難実験を実施した。そして、歩行者と車いす利用者の挙動についてのデータを得ると共に、車いす利用者を歩行者の群集が追い越す際の挙動を表すモデルを開発した。本稿では、これらについて述べる。
30.船舶におけるバリアフリーの現状と今後の課題について
宮崎恵子,村山雅己
日本造船学会誌「Techno Marine」第875号,p.69-75(2003年9月).
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 本稿では、著者等のこれまでの調査・研究で得られた知見を基に、バリアフリー船の現状と今後の課題について見解を含めて述べている。
31.Evacuation Simulation for Disabled People in Passenger Ship
Keiko Miyazaki, Mitujiro Katuhara, Hiroshi Matsukura, Koichi Hirata
Proceedings of 10th International Conference on Mobility and Transport for Elderly and Disabled People (TRANSED2004, p.225-230, May 2004.
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 著者等は、障害者を含む乗客の避難安全を評価するための研究を実施しており、避難シミュレーションを一つの評価手段として位置づけている。現在、既に開発した避難シミュレーションに障害を持った旅客の特性も入れられるよう改良しており、その際に必要となる障害者の行動を示すデータ等を収集するための実験を複数実施している。本稿では、開発している避難シミュレーションを概説し、バリアフリーフェリーでの模擬車いす利用者を含む旅客の避難実験をはじめ、これまで実施した実験の結果並びに現在進行中の実験の概要について述べる。
32.健常者の車椅子操作時の筋活動及び動作特性
中村孝文,北濱由佳,田内雅規,平田宏一,宮崎恵子
日本人間工学会第45回大会(2004年6月).
 本研究は健常者の車椅子動作を解析して,どのような走行条件の場合に,どのように上肢,下肢,体幹が使われるのかを調べ,車椅子を利用する障害者から得られている既存データと比較を行なうことを目的とした.測定パラメータとして体幹の動き,上・下肢の筋活動,足にかかる圧に着目し,平地走行と傾斜路登坂時の健常者の特性を検討した.
33.バリアフリー機器の開発
─変速機構付手動車いすの設計・試作─
平田宏一,川田正國,宮崎恵子
平成16年度(第4回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p.313-314(2004年7月).
ps17_nmri2004.pdf
 昨今、交通機関のバリアフリー化が活性化されており、高齢者・障害者の活動の場が急速に拡大している。旅客船においても、高齢者・障害者が安全かつ快適な船旅が実現できるよう、運航事業者や造船関係者、関連団体が活発な活動を進めている。さらなるバリアフリー化のためには、船舶自体の改善の他、車いすや情報提供機器等のバリアフリー機器の開発が必要となる。本報では、手動車いすの操作性及び機能性を向上させることを目的とし、変速機構付手動車いすの設計・試作を行った。
34.バリアフリーフェリーにおける模擬車いす利用者を含んだ避難実験
宮崎恵子,平田宏一
平成16年度(第4回)海上技術安全研究所研究発表会講演集,p. 315-316(2004年7月).
ps18_nmri2004.pdf
 著者等は、さらなるバリアフリー化の推進には、身体障害者等を考慮した避難・誘導を検討する必要があると考え、バリアフリー化旅客船の非常時の安全性向上に関する研究を実施している。本稿では、非常時対応の現状、模擬車いす利用者を含む避難実験の概要、並びに車いす利用者を含む旅客の避難経路を求めるための避難シミュレーションについて述べる。
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