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お知らせ

平成30年9月5日

今治地域造船技術講演会を開催

国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(宇都正太郎所長)は10月6日(土)、愛媛県今治市みなと交流センターにおいて「平成30年度 今治地域造船技術講演会」を開催します。講演会では、海上技術安全研究所の研究者による IoT 等 先端技術を導入した造船所の未来像などについて技術講演を行います。

 日本有数の海事都市である愛媛県今治市では、未来の地域産業を担う造船人材の育成に産学官で取り組んでいます。海上技術安全研究所は、同地域の造船人材の育成のため、今治市および今治地域造船技術センターとの協働で講演会を開催し、IoT などの最新技術の導入による造船所の将来像を探ります。海上技術安全研究所では、今治地区における造船人材の育成をサポートするため、今治市及び今治地域造船技術センターの協力のもと、造船所や舶用メーカの入社5年程度までの若手社員や造船教育機関(今治工業高校、愛媛大学等)の生徒などを対象(定員130名)に技術講演を行います。

 海上技術安全研究所の研究特命主管の田中義照主管による基調講演「船の一生をリアルタイムに再現する~船体構造デジタルツインの開発に向けて~」、村上睦尚基準開発グループ長が「巨大な船を丸ごと診断する ~ NMRI-DLSA システムなら2日間~」、松尾宏平主任研究員が「AR 技術から以心伝心の造船所へ~未来の造船所の新しい造り方、働き方~」、一ノ瀬主任研究員が「科学の力で水をあやつる~コンピュータシミュレーションによる船型設計~」と題して技術講演を行います。

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