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お知らせ

令和2年1月9日

浮体式洋上風車分野のブラジル人研究者が海技研の施設を見学

日本船舶海洋工学会の秋季講演会で、浮体式洋上風車セッションに参加したブラジル人研究者ら5人が11月28日、施設見学のため海技研を訪れ、変動風水洞など主要3施設を見学しました。

一行は、主に洋上風車などの分野で活躍しているブラジル人研究者や留学生などで、日本の最先端技術を見学しようと、海技研見学ツアーを組んだものです。見学会では冒頭、海技研紹介ビデオで弊所の研究概要と全体像をイメージしてもらいました。施設見学では、業務に密接に関わる変動風水洞をはじめ実海域再現水槽と深海水槽を巡覧。参加者らはどの施設でも、研究員の説明に熱心に耳を傾け、質問を投げかけるなど、関心の高さが伺われました。

日本船舶海洋工学会は、日本の船舶工学および海洋工学を代表する唯一の学会です。設立120年の歴史を有する同学会は企業や大学の技術者や研究者などで構成され、会員数は4000人超。5人は、11月21・22日に兵庫県姫路市で開かれた同学会の秋季講演会に参加した後、海技研の施設見学に訪れたものです。

実海域再現水槽では、模型実験を見学

実海域再現水槽では、模型実験を見学  

 変動風水洞

変動風水洞では、説明者の中條主任研究員(右端)に
質問が殺到しました

深海水槽

巨大な深海水槽に、興味深くのぞき込む参加者ら  

実海域試験の様子2

極寒の中での見学終了後も、明るくにこやかな
皆さんの表情が印象的でした(左端は見学を
アテンドしたブラジル人の山本マルシオ研究員)