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お知らせ

令和2年8月27日

第20回 海技研研究発表会をウェビナー形式で開催
4つのプロジェクト研究を柱に17講演

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長:安部昭則)は、7月28日(火)、29日(水)の両日「第20回海上技術安全研究所 研究発表会」を研究所初となるウェビナー形式で開催しました。今回は、海技研が取り組む4つのプロジェクト研究をメインに海技研が進めて来た要素技術研究の成果を7セッション17講演として事前登録頂いた皆さまにライブ配信を行い、造船・海運・舶用工業などの業界及び行政機関・大学・金融機関などから2日間で延べ537名の方々にご参加頂きました。

研究発表会は、新型コロナウィルス感染防止を目的として、ウェビナーにより開催しました。 冒頭、安部所長は海技研はこれから「“OPEN-PLATFORM”と“最先端技術への挑戦”をキーワードとして、頼りになる、結果を出す研究所を目指す」との方針を述べました。
引き続き、オーガナイズドセッションを開始し、座長の上野研究統括監から本年3月に新たに設置した4つのプロジェクトチームは最新技術の社会実装とビジネスモデルの提案を行うことでそれぞれの目標を達成して行く旨の説明があり、各PTリーダーがプロジェクトの概要を紹介しました。
初日の午後は、実海域性能・デジタルツイン・デジタルシップヤード&クラウドのセッションを順次行い、研究所が取り組んだ研究開発の成果を紹介しました。特に初日最後の講演では、今年度中の稼働が予定されている海技研クラウドについて流体設計系の一ノ瀬主任研究員が紹介しました。
2日目の午後は、洋上風力発電、GHG削減、自動運航船&CFDのセッションを行いました。各セッションとも限られた時間の中ではありましたが、講演終終了後には、内容の濃いご質問やご意見を頂き海技研が取り組む研究開発に対する関心の高さが伺えました。

今回の研究発表会は、ウエビナー形式の開催のため、ポスターセッションについては時間の都合で実施出来ませんでしたが、弊所HP上では、ポスターセッション原稿も公開しておりますので、ご興味ある方は下記リンクよりご覧下さい。

【研究論文】こちら

【講演スライド・ポスターセッション原稿】こちら

上野研究統括監

上野研究統括監   

國分自動運航船PTリーダー

國分自動運航船PTリーダー  

平田GHG削減PTリーダー

平田GHG削減PTリーダー   

中條洋上風力発電PTリーダー

中條洋上風力発電PTリーダー  

岡DX PTリーダー

岡DX PTリーダー  

一ノ瀬主任研究員

一ノ瀬主任研究員