7月24日に研究施設を一般公開
来場者2194人と過去最高を記録

OPEN HOUSE

平成23年7月28日
独立行政法人 海上技術安全研究所

 「海の月間」行事の一環として7月24日に三鷹本所の研究施設を一般公開しました。当日は、最高気温が31℃と比較的しのぎやすかったこと、また小・中学校が夏休みに入った最初の日曜日だったことなどから来場者は2,194人を数え、夏の一般公開としては過去最高を記録しました。
 夏の一般公開は、一般の方々に当研究所の理解を深めていただくとともに、次代を担う子供たちが科学や先端技術への関心を高めていただくことを目的に、毎年、海の月間の7月に開催してきました。今回は、当研究所が東日本大震災の影響から夏期の使用電力制限を受けていることもあって日曜日の開催とし、同じく震災の影響で400m水槽や氷海水槽が公開できない制約もありましたが、来場者はこれまでの過去最高だった09年の1,652人を542人も上回り、事故もなく大盛況のうちに終えることができました。
 当日は午前10時の開門時刻前に既に50人ほどの来場者が正門に詰め掛けたため、10時を待たずに開門しました。その後も大勢の人々が来場し、正午時点では1,200人を突破。午後1時には昨年の来場者数(1,320人)を上回りました。さらに午後2時までに1,800人を数え、過去最高だった09年の記録を更新、最終的には2194人を数えました。
 当日は猛暑を見込み、熱中症対策として救護室や臨時休憩所、熱冷ましシートや氷などを用意していましたが、幸いなことに発症者は一人も出ませんでした。
 また、来場者のうち1300人の方々からアンケート回答をいただきました。400m水槽や氷海水槽が見られずに残念、という声もありましたが、「日曜日の開催で家族全員が来れてよかった」「楽しかった」「ぜひまた来たい」などの声が多く寄せられました。
 なお、大阪支所の一般公開は7月22日(金曜)に開催され、来場者数は131名を数えました。

正門の受付付近に並ぶ人たち

正門の受付付近に並ぶ人たち

波のダンスショーを見学する(深海水槽)

波のダンスショーを見学する(深海水槽)