SRI NEWS
Dr. Andrew Sowdon
アンドリュー・ソードン
STAフェローシップの期間中に、当所で続けて働ける可能性があることを聞
きましたが、その時は決心がつきませんでした。しかし、期間終了後2年ぶりに
イギリスに戻り、家族や友人との再会を楽しんだときにも、このまま日本を離れ
るのは悲しいという思いが頭を離れず、日本に戻る決断をしました。今は推進性
能部の元の部屋の元の机の前にいますが、前とは別のグループに所属して抵抗軽
減の研究を行っています。仕事量は多くても充実しているため、毎朝研究所に来
るのが楽しみです。特に変動風水洞での実験が好きで、滞在期間内にこの研究が
成功するようにがんばっています。
滞在中の個人的な目標は、日本語の上達で、語彙と漢字の知識を増やして、
日本語の新聞を読めることを目指しています。また、北海道、九州やあまり知ら
れていない土地など、日本の各地を訪ねることにより、「真の日本」を垣間みる
ことができればとも考えています。現在、私は当所の独身寮である青雲寮に住ん
でいます。ここは職場に非常に近く、しかも寮費が大変安いのが魅力です。いか
にして夏を涼しく、冬を暖かくして乗り切るか、その方法をまだ見つけていない
のですが、これもすべて経験の一つでしょう。
日本に戻ってきて皆さんに会えたことを、うれしく思います。このような配
慮をいただいたすべての皆さんに感謝いたします。