船舶技術研究所ニュース № 9

SRI NEWS

新職員紹介



Dr. Andrew Sowdon
アンドリュー・ソードン

 
 STAフェローシップの期間中に、当所で続けて働ける可能性があることを聞 きましたが、その時は決心がつきませんでした。しかし、期間終了後2年ぶりに イギリスに戻り、家族や友人との再会を楽しんだときにも、このまま日本を離れ るのは悲しいという思いが頭を離れず、日本に戻る決断をしました。今は推進性 能部の元の部屋の元の机の前にいますが、前とは別のグループに所属して抵抗軽 減の研究を行っています。仕事量は多くても充実しているため、毎朝研究所に来 るのが楽しみです。特に変動風水洞での実験が好きで、滞在期間内にこの研究が 成功するようにがんばっています。 
 滞在中の個人的な目標は、日本語の上達で、語彙と漢字の知識を増やして、 日本語の新聞を読めることを目指しています。また、北海道、九州やあまり知ら れていない土地など、日本の各地を訪ねることにより、「真の日本」を垣間みる ことができればとも考えています。現在、私は当所の独身寮である青雲寮に住ん でいます。ここは職場に非常に近く、しかも寮費が大変安いのが魅力です。いか にして夏を涼しく、冬を暖かくして乗り切るか、その方法をまだ見つけていない のですが、これもすべて経験の一つでしょう。 
 日本に戻ってきて皆さんに会えたことを、うれしく思います。このような配 慮をいただいたすべての皆さんに感謝いたします。