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27<>2013/01/24<>首都大学東京大学院生19名が溶射法を受講<>首都大学東京の大学院生(理工学研究科機械工学専攻)19名が高橋智准教授に引率されて1月18日、当研究所を訪れ、表面コ-ティング法である溶射法についての講義を受けるとともに、実海域再現水槽や400m水槽などの施設を見学しました。
 学生の皆さんは、大学院で高橋准教授の「表面機能工学特論」という講義を受けていますが、実際に溶射の現場を見たことがないということから、当研究所での見学が実現したものです。当日は構造系の村上健児上席研究員と植松進氏(嘱託職員)が溶射法の原理や特徴、溶射の応用分野、他のコーティング技術との比較などについて説明するとともに、実際にアーク溶射、プラズマ溶射、溶射皮膜のレーザー処理などを実演しました。
 講義の前後に学生の皆さんは実海域再現水槽ならびに400m水槽、NOx3次規制に向けた触媒を用いた排ガス脱硝装置(SCR)などを見学しました。

(写真左:講義風景 中央:実海域再現水槽で 右:10号館実験棟で)