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99<>2013/11/07<>浦センター長がインドで講演<>
平成25年11月7日
独立行政法人 海上技術安全研究所


浦センター長がインドで講演


 当研究所の浦環・水中工学センター長が10月下旬、インドを訪問して研究機関や国際シンポジウムなどで講演を行いました。

 10月21日、チェンナイのインド国立海洋研究所(NIOT)で開催された「国際海中工学ワークショップ2013」(UTW2013)に出席しました。インドはマンガン団塊開発のための技術開発に力を入れており、NIOTはその中心となっています。ワークショップでは、NIOTのアトマナンド所長が主催者としてあいさつ。その後、浦センター長は長く主宰してきた国際海中工学セミナー(UT)の歴史と今後の展望を説明しました。また浦センター長は「AUVが捉えた深海底のイメージ」の講演を行いました。
 アトマナンド所長は今年3月、東京大学で開催された海中工学国際シンポジウムに出席するため来日。当研究所も訪問し、茂里一紘理事長と意見交換しました。今回のインド訪問では、茂里理事長からのレターを手交し、今後も情報交換を続けることになりました。

 翌22日は、チェンナイのインド工科大学(IIT)マドラス校海洋工学部を訪問。浦センター長は特別講義を行い、AUV技術に関する現状など説明しました。コチン科学技術大学が主催する海洋エレクトロニクス国際シンポジウム2013(SYMPOL 2013)が23日~25日に開催され、浦センター長は講演で「マンガン団塊やガスハイドレート地帯のAUVを使った観測」について説明しました。

 写真左は、UTW2013での記念撮影で右から3人目が浦センター長。写真右はIITマドラス校で講義する浦センター長。