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123<>2014/03/17<> IMO設備小委員会の議長に太田センター長を選出<>
平成26年3月17日
独立行政法人 海上技術安全研究所


IMO設備小委員会の議長に太田センター長を選出


 当研究所の太田進・国際連携センター長が、国際海事機関(IMO)設備小委員会(Sub-Committee on Ship Systems and Equipment)の第1回会合(SSE 1)で2014年及び2015年の議長に選出されました。わが国からIMOの小委員会で議長に就任するのは、当所の吉田公一・技術顧問が防火(FP)小委員会の議長(1994年~2003年)を務めて以来、11年ぶり2人目になります。
 設備小委員会は3月10日から14日まで、ロンドンのIMO本部で開催されました。同小委員会は、船舶の火災安全設備や救命設備等の各種設備・装置に係る基準を審議する委員会です。
 太田・国際連携センター長は、当所では装備部荷役輸送研究室長、海上安全研究領域危険物輸送・防災研究グループ長、運航・物流系上席研究員など歴任し、2012年から現職。IMOの活動では、設計・設備(DE)小委員会の副議長(2010年~2013年)に就任したほか、危険物・固体貨物・コンテナ(DSC)小委員会、防火小委員会、ばら積み液体・ガス(BLG)小委員会において作業部会や起草部会の議長を務めるとともに、これら小委員会や海上安全委員会(MSC)が設置したコレスポンデンス・グループのコーディネータも務めてきました。
写真は、IMO設備小委員会で議事進行する太田議長(中央)