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129<>2014/04/07<>国際海事展「Sea Japan 2014」に出展、海中ロボットなど展示<>
平成26年4月7日
独立行政法人 海上技術安全研究所



国際海事展「Sea Japan 2014」に出展、海中ロボットなど展示


 当研究所は、4月9日~11日に東京ビッグサイトで開催される国際海事展「Sea Japan 2014」に出展します。海中ロボットなど展示するほか、セミナーも開催します。
 当研究所は今回、関係省庁や団体、企業、大学などとともに組織した「シージャパン2014海事クラスター企画委員会」の一員として、大型テーマゾーン「ジャパンパビリオンテーマゾーン」の中でテーマ別に出展します。各ゾーンでの展示内容は次のとおりです。

【海洋資源開発ゾーン】
 当研究所と東京大学生産技術研究所(所長 中埜良昭)、(株)海洋工学研究所(代表取締役 佐尾那久)が共同開発した自律型海中ロボット「Tuna-Sand」、自走ブイ「ABA」を展示します。ほかに「熱水鉱床開発用プラットフォームの位置保持性能評価」のパネル展示も行います。

【省エネ技術ゾーン】
 船舶用省エネダクト「WAD」の模型を展示します。
船舶のより一層の省エネ化を図るために開発した装置です。

【安全・防災ゾーン】
 「相手船動静監視システム」を展示します。同システムはレーダーやAIS(船舶自動識別装置)の相手船情報をHUD(ヘッドアップディスプレイ)を用いて景観上に重ねて表示し、航行の安全性の向上を図る装置です。(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構の高度船舶技術実用化制度によって、MHIマリンエンジニアリング(株)と共同開発しました。

 見張り支援を行う「航海情報重畳双眼鏡」を初めて展示します。
使い慣れた双眼鏡を視準するだけで他船情報を取得できるもので、タマヤ計測システム(株)と共同開発しました。

【天然ガス・ゾーン】
 「Ship-to-Ship方式によるLNG移送の安全性評価」をパネル展示します。
写真は左より、Tuna-Sand、ABA、航海情報重畳双眼鏡