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199<>2015/03/03<>LNG船の球形タンクの強制動揺実験、約30人が参加<>
平成27年3月3日
独立行政法人 海上技術安全研究所


LNG船の球形タンクの強制動揺実験、約30人が参加


 当研究所は3月2日、LNG船の球形タンク内の強制動揺実験を行い、約30人が参加しました。
 冒頭、田中義照研究統括主幹が挨拶した後、岡正義・構造解析研究グループ主任研究員が研究の概要について説明しました。実験では規則波動揺試験と不規則波動揺試験を行い、タンク液体のスロッシングとスワリングの現象を再現。実験の模型は、全長300m級の大型LNG船の球形タンクを想定。また海域は北大西洋航路を想定して行いました。実験の見学後に行われた質疑応答では、多くの質問が出されて関心の高さを伺わせました。

写真は、アクリル製の球形タンクでの実験模様