NMRIニュース バックナンバー

NMRI NEWS

228<>2015/06/01<>水中ロボットの愛称、「ほばりん」に決定<>
水中ロボットの愛称、「ほばりん」に決定


 当研究所は、SIP「海のジパング計画」※で製作した新型の水中ロボット(AUV)の愛称を募集していましたが、このたび「ほばりん」に決定しました。
 応募総数290通の中から、ロボットや海洋開発の外部専門家3名を含む4名で構成した愛称選考委員会が4つに絞りこみ、その中から最終的に茂里理事長が選定したものです。
 「ほばりん」を選定した茂里理事長は、「応募者は、今回の新型の水中ロボットの最大のミッションであるホバリングから、『ほばりん』の名前を思いついたのだろうと思いますが、『グ』がないことに愛嬌を感じさせられました。『ほばりん』には、ホバリングという新しい行動方式で深海、海中で活躍して欲しいものです」と述べました。

 愛称を募集したAUVは、ホバリング型AUV(Autonomous Underwater Vehicle)と呼ばれ、ヘリコプターの様に自動的に水中で止まったりゆっくり移動しながら、海底地形や資源の調査などを行います。なお、「ほばりん」の応募者は複数ありましたが、抽選で1名の方に記念品を贈呈します。

※SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代海洋資源調査技術」(海のジパング計画)では、海洋鉱物資源を低コスト・高効率で調査する技術に関する研究開発を国主導で行い、民間に技術移転することで日本の海洋資源調査を飛躍的に加速することを目指しています。