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235<>2015/07/02<>東亜石油船舶部会のワークショップ開催<>
東亜石油船舶部会のワークショップ開催


 東亜石油安全協力会船舶部会ワークショップが6月30日、当所で開催されました。同ワークショップは、忌憚のない意見交換を行うことで不安全行動を発掘し、安全な作業環境を構築することを目的としています。参加したのは主催者の東亜石油環境安全部の関係者、船舶部会の会員各社の安全管理監督者、安全管理者、安全リーダーなど26名です。

 海技研の会議室で開催したワークショップにおいて、海技研から最新の研究の紹介、海難事故解析からみたタンカー事故防止について講演しました。最新の研究では、運航計画技術研究センターの加納敏幸センター長が「航海・配船計画支援システム」、運航・物流系の福戸淳司上席研究員が「見張り支援システム」、運航・物流系の沼野正義研究員が「陸上からの機関員管理システム」を紹介しました。海難事故解析センターの田村兼吉センター長が「海難事故解析からみたタンカー事故防止」について講演しました。

 研究紹介や講演のあと、400m水槽や実海域再現水槽、操船リスクシミュレータなどを見学しました。船舶部会の懇親会には研究者も参加し、活発に意見交換をしました。