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242<>2015/08/06<>第2回「AUV開発検討委員会」(SIP「海のジパング計画」AUVの有識者会議)を開催<>
第2回「AUV開発検討委員会」
(SIP「海のジパング計画」AUVの有識者会議)を開催


 当研究所では、昨年度より、SIP「海のジパング計画」(※)におきまして、専用船でなくとも運用できる小型AUVを開発することなどに取り組んできており、この開発において水中機器のユーザー、オペレーター、有識者等のご意見をお伺いする場として、「AUV開発検討委員会」(座長:東京大学 大学院新領域創成科学研究科海洋技術環境学専攻 高木先生 メンバー:水中機器のユーザー、オペレーター、有識者等)を設置しております。
 今般、平成27年7月31日、開発パートナーの三井造船株式会社様、株式会社三井造船昭島研究所様(以下、「昭島研」様)の協力を得て、その第2回目の会議を昭島研様にて開催しました。委員、関係省庁各位など15名程に参加いただき、開発状況をご説明申し上げるとともに、開発中のAUVの模型試験をご視察いただくなどにより、今後の開発に参考となる貴重なご意見等を頂戴することができました。
 今後とも、同会議を適時に開催することなどにより、平成30年度までに、4基の小型AUV(航行型)、洋上中継器、投入・揚収システム等を開発し複数AUVの同時運用を確立する計画に従い、さらに取り組んで参ります。
(海技研SIPホームページ:../../news/topics/innovation.html)

 
 

写真中央、水槽試験ご視察状況 (於)三井造船昭島研究所 小水槽
写真右、小型AUV水槽試験用1/2模型、全長約2m

※:SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代海洋資源調査技術」(海のジパング計画)では、海洋鉱物資源を低コスト・高効率で調査する技術に関する研究開発を国主導で行い、民間に技術移転することで日本の海洋資源調査を飛躍的に加速することを目指しています。

関連:国立研究開発法人海洋研究開発機構SIPホームページhttp://www.jamstec.go.jp/sip/