NMRIニュース バックナンバー

NMRI NEWS

248<>2015/10/09<>金湖上席研究員、九州大学主催のセミナーで出前講座<>
金湖上席研究員、九州大学主催のセミナーで出前講座


 当研究所の金湖富士夫・海洋リスク評価系上席研究員は9月29日、九州大学海洋システム工学部門主催の第4回船舶海洋工学セミナーで出前講座を行いました。
(セミナーに関してはこちらのプログラムを参照してください)

 九州大学の稲盛財団記念館で開かれた同セミナーで、金湖上席研究員は、「船舶におけるリスク評価について- IMOにおけるリスク評価の導入・進展とリスクベース設計 -」という主題で、これまで金湖上席研究員が行ってきたFSA (Formal Safety Assessment)およびリスクベース設計に関連した研究に関して、質疑応答を含めて90分の講演を行いました。

セミナーには、九州大学工学部地球環境工学科船舶海洋システム工学コースの学部生の皆さん、同大学工学府海洋システム工学専攻、都市環境システム工学専攻および建設システム工学専攻の大学院生、さらに工学研究院海洋システム工学部門の教員の皆様、総勢100人ほどの方々が聴講されました。

 また、前長崎総合科学大学学長であられた貴島勝郎先生、九州運輸局の加藤隆一海上安全環境部長も列席しておられました。この講演に対して学生、教員の方々からFSAにおける海上技術安全研究所のスタンス等に関して熱心なご討議をいただきました。

 セミナーでは、さらに、国土交通省海事局安全政策課の中川直人総括課長補佐、三井造船㈱千葉造船所船舶設計部の小汐啓介課長がご講演されました。
 9月30日には、篠田岳思教授、田中太氏准教授と九州大学海洋システム工学部門 海洋システム設計学講座 機能システム工学研究室の学生の方々により詳細な点について講義いたしました。