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264<>2015/12/09<>CFDの国際ワークショップ「Tokyo2015」開催<>
CFDの国際ワークショップ「Tokyo2015」開催


 船舶流体力学におけるCFD(数値流体力学)の国際ワークショップ「Tokyo2015」が、12月2日(水)から4日(金)にかけて三鷹市の海上技術安全研究所で開催されました。
 国際ワークショップは、共通の計算対象を定めて参加者が計算結果を持ち寄り、実験結果や他の計算結果などと比較することにより、計算技術の現状を評価することを目的としています。

 Tokyo2015では、新しい船型を2隻追加するとともに、省エネ付加物や波浪中の自走シミュレーションなど対象を広げました。17のテストケースに対して15カ国から30グループの計算結果が提出されました。100人弱の参加者とともに、CFD技術の現状に関して活発な議論が行われました。

 国際ワークショップは1980年に始まり、今回が7回目となります。海技研は3回目のホスト役を務めました。


   挨拶する茂里理事長