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317<>2016/10/05<>今治地域造船技術講演会を開催<>
今治地域造船技術講演会を開催

 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所(略称=うみそら研:大和裕幸理事長)は10月15日(土)、今治市旧コンピュータカレッジにおいて「平成28年度 今治地区造船技術講演会」を開催します。講演会では、うみそら研海上技術安全研究所の研究者による造船の生産管理、生産技術の技術講演を行います。研究所が造船技術講演会を開催するのは初めてです。

 日本有数の海事都市である愛媛県今治地区では、地域産業の将来を担う造船人材の育成に、産学官関係者から大きな期待が寄せられています。うみそら研は、今治地区における造船人材の育成をサポートするため、今治市及び今治地域造船技術センターの協力のもと、造船所や舶用メーカの入社5年程度までの若手社員や今治工業高校の生徒などを対象(定員100名)に技術講演を行います。

 うみそら研の大和理事長(前東京大学理事・副学長)による基調講演「船舶産業における人材育成のあり方について」、海上技術安全研究所の谷川文章上席研究員が「挑戦する魅力にあふれる造船業の生産管理」、松尾宏平主任研究員が「革新的技術が変える造船工場の未来」と題して技術講演を行います。