NMRIニュース バックナンバー

NMRI NEWS

320<>2016/10/18<>今治地域造船技術講演会を開催(結果)<>
今治地域造船技術講演会を開催(結果)

 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所(略称=うみそら研:大和裕幸理事長)は10月15日(土)、今治市旧コンピュータカレッジにおいて、造船所や舶用メーカの多数の若手社員や今治工業高校の生徒などを対象に「平成28年度 今治地域造船技術講演会」を開催しました。

 同講演会は、今治地区における造船人材の育成をサポートするため、今治市及び今治地域造船技術センターの協力のもとうみそら研が主催しました。

 冒頭、講演会を後援する愛媛県今治市の菅良二市長から主催者(うみそら研)への謝辞、並びに、参加者に対し同講演が「海事都市今治」で開催される意義及び期待などが述べられました。また、来賓を代表し、国土交通省四国運輸局の瀬部充一局長が、ニッポン一億総活躍プランなど地方創生の一環として海事都市のイノベーションを推し進める行政の立場からも講演会開催は意義深い旨の挨拶がなされました。

 続いて、うみそら研の大和裕幸理事長(前東京大学理事・副学長)による基調講演「船舶産業における人材育成のあり方について」、並びに、海上技術安全研究所の谷川文章上席研究員から講演Ⅰ「挑戦する魅力にあふれる造船業の生産管理」、及び、松尾宏平主任研究員から講演Ⅱ「革新的技術が変える造船工場の未来」を行いました。