NMRIニュース バックナンバー

NMRI NEWS

363<>2017/05/18<>海技研、バリシップ2017に参加<>
  プレスリリース


海技研、バリシップ2017に参加<特別セミナー開催、ブース展示>


 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 大谷雅実)は、テクスポート今治(愛媛県今治市)で開催される国際海事展「バリシップ2017」(5月25日~27日)に参加します。出展するブースでは期間中、船舶用燃料電池システムの模型や小型船舶用操船シミュレータ実機などを展示します。また、5月25日には特別セミナーとして、理事長 大和裕幸による「海事クラスターによる共同研究開発システムの試み」などの講演を行い、5月27日には紙芝居師なっちゃんによる水中ロボット「ほばりん」の紙芝居を上演します。


(1) 特別セミナー <[T-5] 海上技術安全研究所セミナー>
 ■日時:5月25日 15時40分~16時40分
 ■場所:Cゾーン(旧今治コンピュータカレッジ)2階 特別セミナー会場
 ■講演内容(詳細別紙
・「海事クラスターによる共同研究開発システムの試み」
   国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 理事長 大和裕幸 
・「実海域性能向上に向けて」
   海上技術安全研究所 実海域性能研究グループ長 辻本勝 
・「GBS(ゴールベーススタンダード)の取り組みについて」
   日本海事協会 開発本部長 有馬俊朗 (前海上技術安全研究所 構造安全評価系長)
・「自律船への取り組みについて」
   海上技術安全研究所 運航・物流系長 福戸淳司 

 ※受講料は無料ですが、事前登録が必要です。詳細は、バリシップ2017オフィシャルWebサイト(http://www.bariship.com/ja-jp/)をご覧ください。

(2) 海上技術安全研究所ブース
 ■場所:Aゾーン(テクスポート今治)2階 A2-02
 ■展示:
三鷹オープンイノベーションリサーチパーク:海技研が提案する未来の産業創造と社会変革に向けたイノベーション創出のための産学官連携拠点構想を紹介 
 ・船舶用燃料電池システム:水素燃料電池、リチウムイオン電池等を組み合わせたハイブリッド電気推進システムの開発を模型等で紹介 
 ・AUV複数同時運用システム:複数のAUV(自律型無人潜水機)の運用を可能とするオペレーション・システムの開発をジオラマや動画等で紹介
 ・内航海運のための省エネルギー船型群の開発:最適な省エネ船型を設計する伴流設計システムの構築及び内航船の船型開発の実施を動画等で紹介

写真左:船舶用燃料電池システム(模型)
写真右:AUV複数同時運用システム(ジオラマ)

船舶用燃料電池システム(模型) AUV複数同時運用システム(ジオラマ)


(3) 日本中小型造船工業会共同ブース
 ■場所:Aゾーン(テクスポート今治)1階 A-03
 ■展示:
 ・小型船舶用操船シミュレータ:安全性検討のために開発した小型船舶の運動性能を組み込んだ操船シミュレータ設備を紹介 
 ・拡張現実(AR)でぎょう鉄作業支援:ARを用いて加工作業中の外板上に曲げ加工の状態と完成形状との差を表示し、形状確認の支援などをするツールを紹介 
 ・船内騒音予測システム(Janssen法):実船計測データを基に騒音予測を行うプログラムに、予測した値を実船計測と比較し精度向上するチューニング機能を追加したことを紹介

写真左:小型船舶用操船シミュレータ
写真右:拡張現実(AR)でぎょう鉄作業支援

小型船舶用操船シミュレータ 拡張現実(AR)でぎょう鉄作業支援


(4) 水中ロボット「ほばりん」の紙芝居
 ■開催日時 5月27日 11時00分~11時30分、14時00分~14時30分
 ■場所 Cゾーン(旧今治コンピュータカレッジ)1階 セミナー会場B
 ■内容 紙芝居師なっちゃんによる水中ロボット「ほばりん」の紙芝居
 ※ 事前登録は不要で、無料で観られます。

写真:4月23日(日)上演の様子

4月23日(日)上演の様子