第23回 海上技術安全研究所 講演会

LECTURES AND SEMINERS

— 脱炭素を目指す舶用エンジンと燃料 —


 本年、国際海事機関(IMO)海洋環境保護委員会(MEPC)において新たなGHG削減戦略が採択され、国際海運においても2050年頃までにGHG総排出量の実質ゼロを目指すことになりました。海上技術安全研究所では、従前よりGHG削減PTを設置し、GHGの排出削減に資する様々な研究を実施しております。本講演会では、脱炭素を目指す舶用エンジンと新たな燃料の適用に向けた研究開発の動向についてご紹介いたします。

プログラム

12月5日(火)

会場:海上技術安全研究所 講堂

【司会】

海上技術安全研究所 環境・動力系
系長 益田 晶子

13:00–13:05 【開会挨拶】
海上技術安全研究所
所長 峰本 健正
13:05–13:15 【基調講演】
海運の脱炭素化に向けた政策動向
国土交通省
大臣官房技術審議官(海事局担当) 河野 順 氏
13:15–13:45 【外部講演】
J-ENG UEエンジンの脱炭素化に向けた取り組み
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
開発部 部長 江戸 浩二 氏
13:45–14:15 【外部講演】
水素燃料エンジン開発動向
ダイハツディーゼル株式会社
カーボンニュートラル技術部 部長 花本 健一 氏
14:15–14:35 【研究講演】
IMO LCA船舶燃料ガイドラインと欧州環境規制
海上技術安全研究所 国際連携センター
上席研究員 大薮 弘彦
14:35–14:55 【研究講演】
GHG削減対策としてのバイオ燃料の活用
海上技術安全研究所 GHG削減PT
PTリーダー 高橋 千織
14:55–15:15 【研究講演】
水素エンジン等の次世代燃料研究の進捗
海上技術安全研究所 環境・動力系
主任研究員 市川 泰久
15:15–15:20 【閉会挨拶】
海上技術安全研究所
研究統括監 藤原 敏文
15:30–17:00 【ラボツアー】

環境保全に関する研究紹介

下記の3つの施設を巡回し、海上技術安全研究所環境・動力系でおこなっている重点研究のうち、GHG削減に関する研究および環境分析に関する研究を紹介します。
終了後は現地解散となります。

  1. エンジン・マイクロリアクター
  2. 燃焼試験装置
  3. 分析装置



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※対面講演・ラボツアーは定員になりましたので、締め切りました。